世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

部屋と住宅ローンと私

2024年06月11日 21時52分03秒 | Weblog
今年もやつがやってきた。
マンションの固定資産税・都市計画税の納税通知書である。

…なんか高くなってね?
明細を見てもよくわからぬが。

我が家は1年分を一括で納めている。
惚れて買ったマンションだから仕方ない。

この近辺にある、うちと似たような間取りや築年数のマンションの価格が、ここ最近、驚くほど高くなっていて吃驚する。
下手したら倍ぐらいの価格になっているのである。
本当、良い時期に買った。
今じゃ買えなかったかもしれない。


「うたコン」で歌手の平松愛理さんが「部屋とYシャツと私」を歌っていた。
これを初めて聴いたとき、私はまだ中学生2年生だった。
「あなたの苗字になる私」という歌詞にざわついた。
当時はまだ夫婦別姓なんてあまり話題になっていなかったが、この歌詞の主人公に向かって「自分の苗字に対する執着はないのか?」「易々と相手の苗字になるなんて…」という違和感を抱いていた。思春期真っ只中、大人になりかけていたということもあり、自我が爆発(婚姻年齢に達していない&彼氏もいないのに)。
公民の授業中、資料集の婚姻のページをみつめながら「私は自分の苗字で死ぬ!結婚なんてしない!」と心に誓ったのであった。
仮令、私のことが好きで尚且つ私の苗字になりたがる殿方が近寄ってきたら「何こいつ。きめぇ」と距離を置くかもしれない。
苗字云々というより、自分の人生に他人が入り込むのが嫌なんだろうな、私。


今日、この歌を「部屋と住宅ローンと私」に脳内変換しながら聴いた。

46歳の私は思い描いていた通り、苗字はそのままだし、念願の持ち家を持てた。
あれだけ執着していた我が苗字。
「マンション名(建物の名称)になってもいいかな~」と思うぐらいには買ったマンションに耽溺している。

部屋と住宅ローンと私
愛するあなたのため
毎日住み続けていたいから
時々 資産価値を上げてね
愛するあなたのため
モチベUPでいさせて~♪

部屋とYシャツと私



夕食はレトルトの野菜丼、コンビニの唐揚げ、そして天安の佃煮。

自炊した感じ。


月々の住宅ローン返済は大変だけど、あとウン年で完済できる。
固定資産税はずっとだけれども。
「生きた証」を遺して死にたいので、マンションが他人に渡ることのないように色々と頑張らなきゃ。