世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

くま寿司

2024年05月23日 23時47分31秒 | Weblog
映画「ハピネス」(原作 嶽本野ばら先生)の舞台挨拶をYouTubeで見る。


余命一週間の娘の父親役を演じた山崎まさよしさんが涙ぐんでて、思わずもらい泣きをしてしまう。
母親役の吉田羊さんのしっかりとした挨拶も凛々しくて素敵。

実際にこういう夫婦いるよね、と思わされるぐらいリアルな夫婦役だった。
死別せどもハピネスな主人公二人が取り上げられがちだが、娘を喪すこの夫婦の心情も映画で丁寧に描かれていた。

山崎まさよし&吉田羊、“夫婦役”コンビがひたすら微笑ましい!夫婦漫才のようなやり取りに会場爆笑 映画『ハピネス』公開記念舞台挨拶

山崎さんが吉田さんの背を押し一緒に礼をして退場。
二人とも笑顔なのがいい。
この作品が、役者さんにも愛された証。
嶽本野ばら先生の読者として誇らしく思う。


余命ものでしょ?と十把一絡げにされがちだが、「ハピネス」は独特な世界観に満ちていて、観終わった後、じんわりと心の襞に入り込んで幸せな気分になれる点で他の追随を許さない。
ロリィタに興味ないという人でも、誰かを、何かを、大切にいとおしく想う経験がある人ならば本作品を十分に楽しめると思う。




夕食はくま寿司、ならぬ、くら寿司。
マネージャーによるパワハラで店長が焼身自殺したくら寿司。
当時私もひどいパワハラを受けていたので、あのニュースを知ってから一度も行かなかった。

が!

今は、スーパーウルトラハッピーなメンタルなので「大丈夫だよね?今なら」と思い、行くことにした。

なぜ急にくら寿司へ、って?
そりゃ、野ばら先生がブログにくら寿司を出したからですよ。

2024-05-21 普通のブログ


野ばら先生がブログで紹介していた味を体感。





【野ばらセット】
玉子、ツナサラ、たらマヨ、かにみそ。


野ばら先生、4皿でお腹いっぱいになるの?私、まだ食べたいんだけど。
たらマヨは初めて食べた。絶妙な美味しさ。




若干まだ空腹だったがここでおしまい。
図書館に寄り、今日発売の文春で林真理子先生の連載を読んだ。
昔、週刊誌「微笑」で建築家の黒川紀章氏と対談したのだけれども、ひどくえげつないタイトルを付けられたことを根に持っているご様子。
真理子先生、ごめんなさい。
私、祖母の部屋にあった「微笑」を中学時代に密かに読んでウハウハしていました…。
たしかにアダルトな週刊誌だった。
…今度、国立国会図書館で確認しよう…真理子先生の記事。探せるかな。

国立国会図書館では嶽本野ばら先生と出会った2001年の「美的」、永山則夫の母親のインタビューが載ってる「女性自身」を複写してもらった。自分の中ではヲタ活御用達のコンテンツと化してる。

区の図書館も国会図書館も私にとってなくてはならぬ存在。
特に近所の図書館は嶽本野ばら先生のニッチな作品も置いてあるので合格!←上から目線。