世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「既婚者なんです」

2024年05月01日 23時43分01秒 | Weblog
起床したとき全裸だった。吃驚した。
「寝ている間に誰かに襲われたか?」と隣で寝ているクマたちに懐疑をかけてしまう。

ああ、そうだ。暑くて起きてしまったんだっけ。
つーか、寒い。エアコンのリモコンを見て更に吃驚。17℃に設定されているではないか。
ああ、そうだ。暑くて適当にリモコンの「下げる」ボタンを連打したんだっけ。
まだ5月だというのに先が思いやられる。夏を越えられるのだろうか。

そう、今日から5月。
星野道夫カレンダー、5月はリスさん。


夕食はセブンイレブンの広島焼き。そして沖縄産もずく酢。

広島焼きは好きすぎてかなりの頻度で食べている。

今日は涼しくて過ごしやすかった。
みんなは寒いって言うけど、私はこのぐらいが一番生きやすい。
今夜は眠れるだろうか。


仕事中、嬉しいことがあった。
両手が塞がっている時、偉い人にドアを開けてもらったこと。
あと上司が仕事を振る際、書類ひとつひとつに付箋を貼って指示をくださったこと。
日常の一コマなんだろうけれども、10年後も忘れたくないぐらい嬉しい出来事だった。



話は変わるが、道端で声を掛けて来る若い男子っていったい何なんだろう。
1月、心療内科に行く際に若いメガネ男子に声を掛けられた。
「僕の好みなんです」
「お茶しましょうよ」
とのこと。
「いや、これから心療内科に行くんですよ。ほら、あそこの」
と指で示し、財布から診察券を出しながらマスクを装着(院内ではマスク着用をしなければならない)。
それでもメガネ男子は話が通じないのか、一向に食い下がって来る。
聞けば28歳だという。
吃驚した。
私が18歳の時に生まれたんかよ…!
華原朋美さんの「I'm proud」にうっとりしていたあの時代に産声を上げたのか、この男子。

私が心療内科から出てくるまで待つと言う。
「いっておくけど、ここの待ち時間、いつも4時間よ?」
と念を押したのだが、待つと譲らない。
で、深夜0時。
心療内科を出たのだが彼の姿はなかった。
「ぷぷ…若いな!」
あなたのお母さんぐらいの年齢で心療内科通い、起きたら全裸という奇行を起こす、そんな私なんぞによく声を掛けられるよな。
あんなにイケメンだったら他に同年代の女子なんていくらでもついてくるだろうに。

そんなこんながあり、今後、こういうことがあったら既婚者だと言おうと思う。
そう、私は持ち家女子。
5年前、たしかに不動産と結婚したんである!
毎月月初に住宅ローンが引き落とされる。
あれは養っている証拠。そういうことにしておこう。

愛おしい愛おしい、マイハニーみたいな物件。
愛とやすらぎをくれるマイハニーと私は永遠の愛を誓ったのだ。

「不動さん」と結婚したことにすっぺ。そうすっぺ。

寝てる最中に全裸になる理由はここにあるのだろうか?!