世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

30年前の自分とこれから遭遇する事象に就いて

2023年03月14日 23時20分16秒 | Weblog
今日は栃木県立高校の合格発表日だったらしい。
30年前、両親と一緒に合格発表を見に行った。
私の番号を見て泣いていた母の後ろ姿が忘れられない。
高校受験は両親との初めての二人三脚(三人四脚)で迎えるハードルだった。
塾の送り迎え、栄養のある食事の用意、塾の費用の工面、三者面談の出席…両親のバックアップ体制には頭が下がる思いである。

合格発表から帰ると祖母が仏壇でひたすら祈っていた。

そして昨日卒業したばかりの中学校の教室に行き、担任ツネヲに挨拶をした。
教室には友達も来ていて、これで先生や友達と会えるのは本当に最後になるとだと思うと昨日の散々泣いたのに、しかも合格して嬉しいのに、またもや涙が溢れるのであった。高校生になんぞにはなりたくない、このクラスが永遠に続けばいいのにって思ったものである。

春は学生時代の思い出が蘇りやすい季節だ。
入学、卒業という人生の節目がある季節だからだろうか。

ってなことを毎年ここに書いている気がする!

夕食は王将にて炒飯と餃子。

明日は重要な打ち合わせがあるので、スタミナをつけた。

帰宅して一服していたら宅急便がきた。しかも荷物は2つあるという。
私「え?2つですか?」
宅急便のお兄さん「はい。某さんから2つ」

…!!

そう、今日はホワイトデー。

某くんから何かが来るかなとはうっすら思っていたけど、2つも!?

さっそく開けてみた。

まずは千疋屋のマロングラッセ!


ホクホクして甘さもちょうど良くてミナクルな味わい。


もう1つはリファのハートブラシ。




風呂上がりの髪が絡まらない。感動した。

置き台もあるので、定位置はここ。


ピンクのハートブラシはホワイトデー前に品切れになるそうだ。
私のピンク好きを知っている彼は前々から準備していたらしい。
「ありがとう。気を遣わせてしまったね」と言うと、
「俺って面倒な性格だよね」とボソボソ言っているので、
「そうかな?優しいんだと思うよ」と一喝してやった(?)。

この構図が懐かしい!!

中学時代の某くんはとてもおとなしい男子で、三年生の卒業前の数か月、彼の席は私の真後ろだった。
休み時間、くるりとうしろを向き、私が一方的に話しかけても彼は無視することもなくボソボソと答えてくれていた。
卒業前、「ねぇ、これ書いてね」と渡したサイン帳に彼は嫌がることなく個人情報や好きな歌手を記載してくれた。(乙女座、WANDSが好き、とか)

でも私は当時、隣の席の男子・英語の先生が好きだったので、某くんは単なる友達であった。
30年後の今となって某くんが一番仲良しの男子だなんて…当時の私が知ったら吃驚するだろう。

そんな摩訶不思議がこの先の未来にも待ち受けているはずだ。
だから人生は面白いのかもしれない。

今ここにある一瞬一瞬を大切にしていれば、たぶん未来もそれなりに愛おしいものになる。
そう思っている。


BGMは中2の合唱コンクールの自由曲・「ハレルヤ・コーラス」
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より“ハレルヤ・コーラス”

額に青筋を立てながらソプラノを熱唱したっけ。もうあんな超音波な声、出せない。