世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

マスクを外した日

2023年03月13日 23時40分43秒 | Weblog
起床時、今日もとても眠かったが、「今日はあのグロスをつけて出勤するのだ!!」という喜びの感情でやっと起きられた。
そう、土曜日にお友達の冬香ちゃんからいただいたジル・スチュアートのグロス。
マスク無しで出勤するのは3年1ヶ月ぶり!
実に長かった。思い返せば色々なことがあった。

2020年1月、京都で開催された嶽本野ばら先生のイベントにはマスク無しで出席した。翌日奈良にも行った。
帰ってきた翌日に奈良のバスの運転手さんがコロナに感染したというニュースが放送されていて、コロナというものが身近にある病気なのだと認識が急にシフトした。

その後すぐにマスクが品薄になった。
見かけたら、たとえ高くても条件反射で購入。…パブロフの犬状態になっていた。
その頃、高校時代の友人・尊師がマスク一箱を送ってくれた。ありがとう。なんと心強かったことか。

基本的に家以外ではずっとマスク装着していたが、暑すぎて体調が悪くなるので、屋外に限り梅雨と盛夏の時期だけは外していた。
トラブル、というか注意を受けたのは一度だけ。この前、上野の牡丹園でマスクを外して自撮りをし、そのままマスク無しでフラフラしていたらスタッフさんに小声で注意されたのが最初で最後だろうか。
あと、マスクのつけ外しの度に「イヤリングを失くさないか」といつも冷や冷やしていたのが地味にストレスだった。

そんな3年間だったが、巣鴨の商店街でかわゆいマスクを買いまくり、少しでもマスク生活を楽しめるように工夫をしてやりすごしていた。花柄、宇宙柄、宇宙のイベントで装着していた「はやぶさ2」のオフィシャルマスクなど。

上記のような思い出を回想しつつの今日のマスク無しで出勤。込み上げてくるものがある。
春の湿度を帯びた強い風が髪を乱す。
…その一筋が口紅を纏った唇にべたっとつく不快感ですら懐かしく感じた。

電車内、街、会社のマスク着用率は99.8%といったところ。
最初は緊張したが、まあ、他人は他人、自分は自分という考えに至った。
私は決して「マスク反対」という思想の持主ではないのだが、状況的にもういいかなと。
このタイミングを逃すと、外すタイミングが掴めなくて色々考えちゃうのも面倒なので外すことにした。

冬香ちゃんにいただいたグロスは実に華やかな色合いで付け心地も抜群。唇がぷっくりする。

マスクを外すことのデメリットは、表情を作る面倒臭さにあることに今日気付いた。
あと小言。
今朝、駅で改札口でOLっぽい人にアタックされた際「いてーんだよ、クソ」と言ってしまった。
マスクをしていると小声で済んだのだのかもしれないが、外すとその大きさにビビった。気を付けよう。

そしてマスクを外したら顔の輪郭のたるみが気になって狂いそうである。
女子力高いチェジュちゃんの手解きを受けながら小顔化を目指すことにしませう。チェジュちゃんは戸塚ヨットスクールぐらい厳しいので怖い…。
ローズクォーツのかっさ&リファのコロコロが大活躍。


女子力UPの勢いに乗りマニキュアを塗りなおした。

アメ横で半額で買ったスイス産のマニキュア。
発色がきれいなので気に入っている。また上野に行ったら買おう。

ちなみに夕食はすべてコンビニで賄った、女子力とは対極にあるようなジャンキーなメニュー。



さあ、明日も口角をあげて笑顔で乗り切ろう。