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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

春のしずく

2018年03月21日 | Weblog
午前中に起床。
今日はとても寒い。
窓の外を見たら雪が降っていてビックマ!

NHKの番組にユーミンが出ていたので見入った。
ユーミンの「瞳を閉じて」誕生秘話とその後の物語

歌も、そして歌い継ぐ奈留島の人々との絆も良かったのだが、番組中のユーミンの受け答えの言葉のセンスが秀逸すぎて惹かれた。
淡々としていてかっこいい。



六義園の桜が見ごろを迎えたという情報を得たのでいそいそと出かけることにした。
決死の覚悟とはまさにこのこと。
ヒートテックにホッカイロ、そしてブーツに手袋。

週末に予定が入っているので、今日を逃すと日中の六義園の桜は見られない。
夜桜は大丈夫なのだけれども。
昨日クマ医師に「気晴らしをしてみては。お花を見に行くとか」と助言を受けたことも大きい。


駅まで歩く。
寒い。

近所の軒先の乙女椿。
形も色もとても愛くるしい。
クィーンエリザベスという薔薇の色に似ている。
夢のような花。





駒込駅で下車し、六義園へ。
六義園の年パスを持っている私。



今日は雨が降っているうえ、とても寒いので、人はまばら。


嗚呼、今年もこの枝垂桜に会えた。



春のしずく。



吉熊もご満悦。





ついこのあいだ「あけましておめでとう」って言っていたのに、もう桜の季節が到来したなんて・・・。
ぼんやりしていると、季節なんてあっという間に変わってしまう。

ずっと見ていたかったけれども、如何せん、寒いので撤収。


池の周囲も閑散としていて静かだった。




六義園の乙女椿もとても美しい。






寒いのでドトールで一服。
吉熊のカーディガンとレタスの色がマッチしていてワロタ。


六義園は外国人観光客にも人気のスポット。
ドトール(喫煙席)で外国人観光客に完全包囲された。


妹・芋子邸へ寄った。
甥っ子くんはまた一段と大きくなっていた。
芋子と話していると「僕も!」といった感じで割り込んでくる。
一年前は芋子のお腹の中にいたのに。
なんとも不思議。

落ちていた桜がかわいそうだったからと、芋子のアイデアで見事蘇った桜。


芋子お手製のプリン。
こんなに美味しいものを恒常的に食べられる芋子夫が羨ましい。





喋っていたら、すっかりいい時間になってしまった。
楽しかった。


やはり週の半ばに一日休みがあると、凄く良い。
体調も整うし、精神的に楽。



ダム、決壊

2018年03月21日 | Weblog
3/20

心療内科デー。
待ち時間5時間。
先日買った五木寛之さんの「百歳人生を生きるヒント」を読み進める。
50代・・・長い下り坂を歩く覚悟を
60代・・・孤独の中で見えてくるもの
70代・・・学びの楽しさに目覚める
80代・・・嫌われる勇気
90代・・・郷愁世界に遊ぶ

私はまだ40代になったばかりなんだが、頷けることがたくさんある。
五木さんは物腰の柔らかい文体なので、心穏やかに読み進められる。
来週70代に突入する父と60代半ばの母のことを思いながら読んでいる。



待合室にある女性週刊誌の最新号があったので、こちらも読んだ。
山田詠美さんが単行本「吉祥寺デイズうまうま食べもの・うしうしゴシップ」を出されたそうだ。
同書は2015年から同出版社の雑誌「女性セブン」に連載され、現在も続くエッセー「日々甘露苦露(かんろくろ)」から95編を収録したもの。
心療内科で女性セブンを開くとき、最初に山田さんのコーナーを開く私。
毒舌で面白い。
こちらも読んでみたい。
てか、山田さん。ご実家が宇都宮なのな。
で、夫と実家に帰るとき、わざわざ浅草で一泊するとか、面白すぎる。
しかも2/8日生まれの水瓶座!勝手に親近感が湧く。


そして最後の1時間は、英語の勉強。
役に立つかわからないけど、海外旅行或いは転職の役に立つのではないかというモチベーションで続けている。


さて、診察。
今日もクマ医師はジャケットをお召し。やや光沢のある生地、そして肩のラインが美しい濃紺のジャケットである。一目見て、仕立てたんだなって分かる。

「どうでしたか?」
と聞かれる私の2週間。
心身ともにこの1ヶ月ほど芳しくないことを述べた。
出かけてもすぐに疲れてしまうし、何に対しても昔みたいな情熱というかやる気が感じられない。
40歳になったからかな・・・。
仕事に対するモチベーションもだだ下がりで変なミスをしてしまうし、自分がいるのはもうお払い箱なんじゃないのかなとか思ってしまう。
たぶんこのままいくと後輩たちにも抜かされて、みじめな思いをずっと抱き続けるのだろう。
そう思うと上手に自分を生きていけるのか不安。
マンションの購入も正直焦ってしまうし、かといって判断に自信がない。
ぶっちゃけ四面楚歌なこの状況を、クマ医師の前では、話せる。
決壊したダムのように話す自分。

「・・・」
沈黙が続く。

クマ医師が私を観察しているのがわかる。
筑波山のガマの油のカエルになった気分がする。
汗が額から滴り落ちる。

私の様子をうかがいながら、いくつかの助言を受ける。
・淡々と日々をこなすこと
・マンションはなくなることはない。妥協せずに焦らず選ぶこと。
・寝る前はスマホではなくて本を読むこと。(スマホの光は、睡眠のホルモンを少なくさせるらしい)
・英語、頑張ってください。
・精神的に疲れているので気分転換を推奨。

最後、握手をして終了。
クマ医師の指は少しふにゃふにゃしてて、私の凶器のような長い爪が突き刺さった。すいません。

「これ、飲んでください」
と出された飲料。

「先生、飲まないんですか?」
と言ったら
「飲みました。美味しかったですよ」
と、クマ医師スマイリング。クマ医師、笑うとかわいい。

嗚呼、また2週間後、ここに来るまでちゃんと生きていられるかな。


処方変更なし。
マイスリー、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散、パリエット

薬局に処方箋を持っていったら、深夜なのに営業していた。
明日は休みなので、休みの前日は深夜まで営業しているらしい。
薬剤師さんが薬を用意する間、血圧を計測してみた。
上が128、下は74。
おにぎりを食べた後だったので、こんなものか。
たまに上が100を切っているときがあってビックリする。

明日は休みなので、そのままバタンQ。