世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

未来の私へ

2018年03月29日 23時10分15秒 | Weblog
年度末イヴ。
今日はとても忙しかった。
午前中は3月の締めで変なことを頼んでくる経理の女子に吠え、午後からは新卒の制服試着会のための会場設営を黙々とこなした。
いつも一人で行うので、結構大変。
人事部との連係プレイなので神経も使う。
あと、育休明け社員の制服の手配とか。
ちょっとしたワンオペ。

お昼はがっつりと。
見よ、この1,500キロカロリー(推定)のお弁当を。
太るなと思ったのだが、体が欲していたのだから仕方がない。



そして、今日はとても暑く、朝から半袖で仕事をした。
みんなに「張り切っているね」と言われたが、むしろ、みんな暑くないのかなと思った。

吉熊、お着換えさせた。
春っぽい。かわいい。




今朝から洗顔料をダヴにした。
夜はAHA、朝はビオレを使用していたのだが、このお得感にやられた。



超久々のダヴ。
初めて使用したのは、あの商品が出始めたころ。
一般消費者が語る「ダヴなら、ハニワが有田焼になれたって感じで」っていうCMがとてもインパクトがあって気になっていた。
たしか2000年のヨーロッパの旅先で使用した。誰かからもらったダヴの試供品を持っていたのである。
独特の香りが海馬に強くインプットされ、以来、ダヴを使うとあの旅行を思い出す。
ドイツ、スイス、フランスの10日あまりの旅。

あの旅行中、スイスの山小屋風のホテルに泊まった際に、部屋に置かれていたポプリを少し拝借した。
帰国後、当時愛用していたロスタロッタの瓶に入れた。
今でも、蓋を開けるとポプリの優しい香りがする。

想い出を思い出させてくれるのは、嗅覚だと私は思う。
勿論、味覚や嗅覚も思い出させてくれるのだが、嗅覚ほどではないんじゃなかろうか。

下駄箱の埃っぽいにおいは学生時代を、雨上がりのアスファルトのにおいは小学生時代の夏休みの午後を、図書館のにおいは秘書検定を、化粧品売り場のにおいは初めて行ったグアム島の免税店を思い出させる。瞬時に。
将来の私は、今をどんな香りで思い出すのだろう。

未来の私へ。
3月のくせに今日みたいな暑い日は、40歳の私を思い出してください。
不安で、穏やかで、少し焦っていて、でも行動に移せないもどかしい私を。
諦念と希望を両てんびんにかけて思い悩んでいる私を・・・。



明日は年度末。
飲むぞ!!!!!うぇい!!!