goo blog サービス終了のお知らせ 

世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

僕と君との関係

2017年03月24日 | Weblog
昨日の心療内科デーは待ち時間6時間。
羽田ーハノイのフライトより長かった。
ずっと勉強していたのだが、飽きると角田光代の「私のなかの彼女」を読んだ。

主人公が宇都宮出身で東京で暮らすOLという設定。
親近感MAX。
主人公・和歌が香港旅行で「九龍城」を一人でうろつき、そこで小説家を目指す決意をするシーンが印象的だった。
文章で起こすと難儀であろうシーンが物凄く自然に描かれていて何度も読み返してしまった。
あと小説でほんのちょっと出てくる「花物語」の作者、古屋信子。
調べたら栃木市で育ったらしい。読みながら愛県頭巾がうずいた。

昨日は半分まで読んだ。後半も楽しみだ。

母が独身時代に香港旅行に行ったときはまだあったらしい「九龍城」。
ネットで見るとその物々しさについ見入ってしまう。
私は香港では「チョンキンマンション(重慶大厦)」を一人でぶらついて、だいぶびびったけれども。
(2011年8月16日  8月14日 「香港でソロ活動 ゲッワイ!」)


0時半、クマ医師によって名前を呼ばれた。
ちなみに今日も受付の人は先に帰ってしまった。

クマ医師、今日はピンク(チェック柄)のシャツをお召し。
カントリーベアちっくで、俺氏、興奮。

この2週間のことを報告。
まるで司祭さまに告解をするかのごとく。

三連休に尾道を旅したことを告げ、三日間、一日20,000歩以上歩いたことも告げたら超驚いていた。
「え???20,000歩??」
って。
自己最高記録は2014年に弘前旅行での27,000歩なのだが。


勉強のほうは一日20分できる日もあれば、時間がなくてできない日もあるということ。
睡眠は旅行中以外ではまずまず取れていたことを報告した。


いきなり、マイスリーの代替として、漢方薬の処方を打診された。
「え?」
と、きょとんとする俺。
そんな私の顔を覗き込むクマ医師。

マイスリー歴11年の私にとって、マイスリーとは、いわば「僕と君との関係」みたいなもの。
漢方薬は長期服用で結果が出るので、ちょっと自信がない。
「まあちょっと考えてみますね」
とお茶を濁してしまった・・・。

今のところ、精神的に落ち着いているし、タイミング的に今でしょ、なのだが、どうなんだろう。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩(マイスリー)、防風通聖散、カームダン(ソラナックス)、当帰芍薬散
そしてパリエットのジェネリック「ラベプラゾール」



去り際、クマ医師に尾道のお土産を渡した。


「いつもすいません」
とクマ医師、笑顔。

受付の人が帰ってしまったので、クマ医師が直々に裏口まで付いてきてドアを施錠する。
「気をつけて帰ってくださいね」
と送り出された。


そんなこんなで眠りについたのが3時前だったので、今朝はなかなか布団から出られずにクマった。
通勤時、忙しいのに梅の花が青空をバックにあまりにも美しく咲いていたので、激写。


ロビーの花も綺麗。



私の席から見える桜も一つだけ咲いていた。


いよいよ、春の足音が大きくなる季節が到来したという感じ。
春はまだいいけれども、亜熱帯な気候が近づいてくると考えると凹む・・・。

仕事を片付け、定時に退社。
ケンタッキーでラップサンドを食した。


今日は寄り道をしたかったのである。
ぼんやりと考え事をしたり、スマホで友達と永遠にメッセージを送りあう至福の時間。


やっと週末。
今週は4日しか出勤していないのに長く感じた。
この土日で旅行の疲れをチャラにしたい。