goo blog サービス終了のお知らせ 

世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

春の足踏み

2017年03月29日 | Weblog
退社後に、歯医者に寄った。
私の通う歯科医は冬彦さん(ドラマ「ずっとあなたが好きだった」)に似ている。
でもすっごく温和で優しくて、腕もいい。
「どこか痛いところはありますか」
と言われたので、左下3番あたりを指差し
「たまにここの根元が猛烈に痒くなるんです」
と答えた。

どうやら歯茎がそこだけ強烈に落ちていて、そこに歯石がたまりやすく、その歯石が悪さをしているらしい。
そこを埋める工事をしてくれた。
工事をしながら何かを話す冬彦さん。
早口でもぞもぞ喋るのでエスペラント語か何かに聞こえた・・・。


「着色がありますので、落としておきますね」
と冬彦さん自ら歯の汚れを除去してくれた。

歯医者に行く前に一応歯の裏を確認したら、やはりヤニがべったりとくっついていた。
それをしっかりと落としてもらった。舌で確認するとつるつるしている。


それにしても最近の歯医者の待合室って洒落ている。
子供の遊び場が設置されているのである。

そこに鎮座するクマさんカッポー。


遊具も!!


私が幼少期に通っていた歯医者さんは、クラシック音楽が冴え冴えとかかっているところだった。
絵本も置かれていなかった気がする。
神経質そうな歯医者さんは腕はいいのだが非常に怖かった。
あれは高校時代。
歯を削る際に唾液が溜まってむせた私に歯医者さんはイラおこってなり、途中で治療を放棄したことがあった。
次回の診察の際に「先週はすいませんでした」って謝罪したのを覚えている。私が。
ああいうのが罷り通っていたのだから、今の歯医者さんの腰の低さには脱帽である。


夕食はナポリタン。

とっても美味しかった。


帰宅後、原田宗典さんの呟きに心が躍る。

<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>


高校時代の英語の先生が「これ、おもしろいんだよ」と授業中に教えてくれたのは原田宗典さんの「十九、二十歳」だった。
学生時代はブックオフで原田さんの本を見つけるたびに大量購入し、そして読んだ。
軽妙な文体のエッセイは特に秀逸で、電車内で読むのは危険だ。
父クマパパも原田さんの作品が好きなので感想を述べ合っていた。
少しずつ復帰されているようで、安心した。



朝、すれ違う人がみんなトレンチコートを着ていて、「私、出遅れている?」と焦るのだが、まだまだ寒い。
桜もまだほとんど咲いていなく、春が足踏みをしているよう。
体調管理に気をつけて明日も頑張ろう。




コメント (4)