世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

冨田勲氏、逝去

2016年05月08日 21時50分09秒 | Weblog
昼までどっぷりと寝た。
12時に宅急便が来て、玄関の呼び鈴で目覚めた。

「亮子さんですね?」
と宅急便の人に確認された。
なんで下の名前なんだろうと思いつつ、眠かったので
「亮子さんです」
と答えた。
そしたら宅急便の人、かすかに笑った。
うげー。はずかしい。

届いたのは、先月、いいなと思ったワンピース。

昨年、同じ通販で同じようなワンピースを買ったのだが大変気に入ったので今年も購入に至った。
ボダニカル柄の爽やかなワンピース。

ジャケットを羽織れば仕事モードにもなる。


ワンピースにうっとりしつつ、「青の洞窟(ボロネーゼ)」を食べる。


吉熊「亮ちゃん、青の洞窟好きだよね」
ナグ「ぼろねぜ・・・ぼろねぜ」





妹・芋子に「飽きないよね。いつも青の洞窟ばっかだよね」と言われたが、好きなのだから仕方が無い。
バファリンの半分がやさしさでできているのならば、私の半分は青の洞窟でできている、たぶん。

いつもドラッグストアで「青の洞窟」を買っている。
殺風景な店頭でこの鮮やかな青のパッケージは目を引く。
昨年の秋は179円だったのに、今年1月には198円。でも他のスーパーに比べるとまだまだ安いし、そのドラッグストアではマツキヨのポイントもつくので、その店で買い続けていた。特にボロネーゼはたまに売切れてしまうのでまとめ買いをしていた。

しかし!!
先週、また「青の洞窟」を買いにそのドラッグストアに行ったら258円になっていた。
しかも「お買い得!」というPOPまで付けやがって。
がっかり。
一気に60円も値上げしておいて何が「お買い得」なのだろうか。
馬鹿にするなよ。そういうことをすると買わないんだからね!と憤然とし、他のスーパーで買った。(218円)

イタリアの青の洞窟があるカプリ島には行けないので、せめて味覚で青の洞窟を楽しみたいという私のささやかな夢を奪うだなんてひどすぎやしないだろうか。
そんな数十円単位でイラつくぐらい、昨今の物価上昇はエグい。

布団を干し、腹が満たされたところで国際秘書検定の勉強をする。
英語が苦手でまいっちんぐマチコ先生状態。



夕方、先日の帰省で買った「お醤油屋さんのおせんべい」を食べた。
硬そうなビジュアルだが、中はけっこうさくさくして柔らかい。



ネットニュースで作曲家・シンセサイザーアーティストの冨田勲さんが逝去されたことを知る。
84歳。
近年では初音ミクちゃんをソリストに組み込んだ「イーハトーヴ交響曲」を発表。

今日、宇宙好きの友達から教えてもらったのだが、その際の映像にKAGAYA氏の映像が使われていたそう。
冨田勲 x 初音ミク 「イーハトーヴ交響曲」にKAGAYA映像
http://orihalcon.co.jp/news/tomita-miku-kagaya/




小室哲哉さんは大阪万博で冨田勲氏の演奏に衝撃を受けて音楽の道を志した。


NHK「ミュージック・ポートレート」に出演された際に、小室さんは影響を受けた音楽のひとつに冨田氏の「新日本紀行のテーマ」を挙げている。

名曲探訪 ・「新日本紀行」 富田勲 / Isao Tomita



私もこの曲が大好きだ。
日本の四季の移ろいや郷土愛を感じ、聞いていると優しい気持ちになれる。


小室さんの話を知る前、大学時代だっただろうか、私は一枚のCDを買った。

「カノン100%~パッヘルベルのカノンによる天然果汁の詰合せ」


カノンを色んな人がアレンジした詰め合わせだ。
その中でも冨田氏のカノンはシンセサイザーの音色が大変心地よく、お気に入りだった。
あのCDで冨田勲氏の名前を知った。

Isao Tomita - Canon In D Major



冨田氏がいなければ、小室さんの名曲は生まれなかった。
そう思うと改めて偉大な方だったのだと思う。




冨田氏の訃報を受け、シンセサイザーの音色をじっくりと味わいたく、動画を鑑賞。
小室さんの曲も勿論大好きだが、ピコピコした音色を思い浮かべる際、いつもYMOの「千のナイフ」が頭をジャックする。
しかも1980年の武道館ライブの音源。

YMO - 1000 Knives (Budokan 1980)



一日だけの休みが終わってしまった。
明日からまた新しい一週間が始まる。
忙しいんだよなー・・・。







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