世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

今夜はカオス

2016年05月20日 20時43分51秒 | Weblog
日替わり弁当は、私の大好きな海鮮丼と味噌カツ。


一見小さく見えるのだが、けっこうずっしりとくる。
そして美味しい。

午後は、主に制服の件。
今までの作成枚数、捌け数、今後どうすべきかを考える。
また退職者の制服返却をチェックしたり、地味なことをしていた。


定時後。
疲れがピークになる週の後半は、喫煙所での会話が少なくなる。
今日の定時後の空は、さらさらとした雲が漂っていた。
暑くもなく寒くもない、爽やかな陽気だ。


だいぶ日が伸びた。
真冬だと、夜空にオリオン座が見えるのだけれども。

やっと迎えた金曜日。
今週は長く感じた。



そして今夜は・・・。

今から78年前のこの日から翌朝にかけて、あの事件は起こった。

津山事件または津山三十人殺しである。
1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件だ。


僅か2時間弱という短時間で村人30人を惨殺した青年。
その名も都井睦雄(ムッチー)。


21日午前1時40分頃、一人目を殺害
午前3時頃、三十人目殺害
午前5時頃 睦雄自殺

明け方5時頃、猟銃の引き金を自らの足で引っ張って自殺。

「…もはや夜明けも近づいた、死にましょう。」
という遺書をしたためて。



5月20日の深夜。
黒の詰め襟とゲートルを着用し、懐中電灯2本を両耳の上に差し、自転車用のライトを腹部で固定。
猟銃と日本刀を振りかざし、「こらえてつかあさい!」と逃げる村民たちを次々に殺めていった。
血生臭い村を疾走し、やがて山の上で自らの命を断つ。

今夜は、因習が蔓延る村での孤独な心を抱えた青年が引き起こした悲しい事件についてを考える。
毎年、手帳の5月20日は「ムッチーの日」と記入している。
それぐらい個人的に特別な感情で20日から翌日を送っている。
深夜まで本やネットを弄るんである。

何年か前は翌朝に金環日食もあり、寝不足で大変だった。
(2012年05月21日「瑠璃色の地球」)



23時15分からのドラマ「不機嫌な果実」もあるので、今夜はカオス!!


毎年この日は開けっ放しにしている窓から生ぬるい風を感じるのだけれども、今年は空気がひんやりとしてて涼しくて心地がいい。


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