世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

華原朋美「君がそばで」発売記念スペシャルイベント&握手会

2016年05月15日 22時58分15秒 | Weblog
華原朋美「君がそばで」発売記念スペシャルイベント&握手会@イオンレイクタウン(越谷)に行ってきた。

昨年もちょうどこの時期に同場所で「はじまりのうたが聴こえる」のイベントがあり、参加した。





越谷レイクタウン駅に到着。8時ぐらい。

「ミニコンサートの整理券、まだあるよね?」とドキドキしてmoriタウンJ1入り口を目指すも、既に整理券は捌けてしまったもよう。甘かった・・・。

「せめて握手だけでも」と、気を取り直す。
9時きっかりにオープンするドアの前で待機。
オープンと同時にタワレコへ。
CDを買って無事、握手券をゲット。

ふ~。
老体に鞭を打つとはこのこと。
すっかり疲れてしまい、ドトールで一服。そして握手券をじっくりと眺める。



「さてこれからどうしよう」と、まだ人数がまばらな通路や店を眺めながらぶらぶらとする。
これといって欲しいものは無い。
しかし、レイクタウンは広大なショッピングモールである。関東一大きいと聞いたことがある。
洋服や書店、大好きなヴィレッジバンガードを覗いていたらあっという間にお昼になった。
フードコートのリンガーハットで長崎ちゃんぽんを食した。
まいうー。


13時、喫煙と化粧直しをしてイベント会場へ。
しかし整理券が無いので2階の吹き抜けから朋ちゃんを拝む。
既に多くの人が場所取りをしていた。



私は膝を曲げる形で座り、小説を読んで時間をつぶした。
角田光代の「ひそやかな花園」、終盤。
大人たちの「ひそやかな事情」で構築されたネットワークにより、幼少期の夏の数日だけ「キャンプ」で毎年会っていた子供たち。
ある年突然、そのキャンプはなくなった。子供たちは大人になっても、あのまぶしい時間が忘れられず、互いを探す。
実際にあった社会情勢が年代とともに記載されており、登場人物の樹里と私は同年代だと知り、面白さが倍増。

そんなこんなで14時。
司会のレコード会社の男性が登場。去年もこの方の司会だった。

続いて、朋ちゃん、登場。
リボンタイの素敵な白のブラウスに、上はベストっぽいワイドパンツ(←何て言うのだろう?)を着用していた。
隣のおばちゃんが「かわいいわあ」「顔、小さいわねえ」と囁きあっていた。
本当、可愛い。
遠くからでもその顔の小ささはしっかりと確認できる。

司会者と対談。
・新曲「君がそばで」のタイトル。ツイッターで「君はそばで  僕がうどん」と言っていた人がいて面白かった。
・最近、再び馬術に励んでいる。3歳から乗馬をしていて高校時代は国体で4位にもなった。
・新曲への思い
など。


歌は、まず「君がそばで」。

華原朋美 - 君がそばで (Music Video)


映画「更年奇的な彼女」日本版主題歌である。しっとりとしたバラード。


続いて「I'm proud」だ。

呼吸をするように、歌が体に習慣として染み込んでいることを実感。
このフレーズでは左手はこう動く、など。
歌唱力が高く、粘りがあった。

大学時代、あのセピア色のPVを何度も何度も見ていた。
あの朋ちゃんが目の前にいるだなんて・・・!

背後のエスカレーターに乗っている人が、下で歌っている朋ちゃんに見入っていた。


最後に朋ちゃんから挨拶。
辛いときは必死だけど、乗り越えたあと、過去を見つめるといとおしくなるといった趣旨のものだった。


そして握手会に参加。

一人に与えられるのは数秒程度。
剥がしと言われる剥がし役の女性が、握手する人の背後で待機。

笑顔を絶やすことなく、多くのファンに対応する朋ちゃん。

いよいよ私の番。
「こんにちは。いつも応援しています。頑張ってください」
とシンプルに伝えた。
そしたら
「ありがとうございます」
と言ってくれた。
数秒だが、しっかりと見つめ合うことができた。
最後にバイバイもできた。
菩薩のような微笑に心がとろけそうだった。
清潔な冷ややかさと柔らかさを兼ね備えた指先の感触が印象深い。

壇上から降りる。
手が震えている。頬の緩みが痙攣したかのように止まらない。


朋ちゃん、ありがとう。



様々なことを乗り越えて、様々なことに挑戦する歌姫の声や指先、そして笑顔から、多くのパワーを吸収できた。

明日からまた頑張れそう。