世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ビールとともに飲み干す

2014年08月09日 16時13分25秒 | Weblog
8/8(金)

東証に書類の投げ込みに行く。
少し早めに到着してのでアローズを徘徊。


オバマ大統領の発言で日経平均株価が前日比450円安になっていた市場。
不安視した投資家が一斉に売ったらしい。
影響力、すげー。


投げ込みとは、字の如く、リリースする書類を箱に投げ入れるのである。
会社のIR担当者が担っているっぽい。
日経新聞6部、ロイター1部、時事通信1部・・・といったように、箱には入れるべき部数が記載されている。
その通りに入れて、最後、一覧表に自分の会社の社名にペンでチェックを入れて終了。
吉熊上司にLINEで報告し、帰社。

が、会社のある駅に近づくにつれて、電車の窓の外はどしゃぶりの様相を呈し、自らの雨女ぶりを憎んだ。
吉熊上司に相談をして、仕方なく雨宿りをして、小雨になったところで歩き出す。
帰社したら
「雨、大丈夫でしたか?」
とみんなに案じられた。
幸い、雨は歩き出してすぐに止んだのでそんなにずぶ濡れにはならなかったが。


さっさと仕事をこなし、定時に「お先に失礼します」と華麗に退社。
今日は会社近くで祭りが開催されている。

「今年も金魚すくうの?」
と男性社員に言われ
「ええ、大漁になること間違いないです」
とドヤ顔で返答。

同僚女子6人で待ち合わせをして祭りに向かう。
夜の帳が落ち始める頃、色とりどりの出店が、キラキラと揺らめき始める。



妖怪ウォッチ、今年は大ブームだな。


吉熊も浴衣で日本の夏を堪能。


金魚は店チョイスが悪かったらしく、惨敗。
私は1匹。
店主のおじさんがかわいそうに思ったのか、大きな出目金をくれた(返したが)。


「金魚、煮付けにしたら美味しいよ。ケッケッケ」
とおじさん。
いや、それ、怖いし。女子一同ドン引き。

たこ焼きを買い、空き地で食べていると見慣れた顔が。
うちの社員じゃないか。
皆さん御揃いで。




大混雑と暑さでヘトヘトになり、居酒屋で乾杯。





オニオンリングタワー。



夏休みの計画を述べ合い、夢が膨らむ。



恋愛事情の話は振られるとちょっと困惑。


「いや~、どこでどうなるかわかりませんよ」
と言われるとムキになって
「どこでどうなられたら困る」
と声高に返答しちゃうあたりとか、本当、大人気なかった。

私は一人で生きたいのである。
結婚したくないし彼氏とかいらない。
いられたら困るのである。


飲み仲間歴10年のO主任は
「亮子さんみたいな生き方も、それはそれでアリだと思う」
と言ってくれて全俺が泣いた。

飲み会で必須の恋愛話。
それらが出る度に私のせいで気まずくなる、そんな人材にはなりたくないのだけれども。
他人の恋愛を否定する気はサラサラない。楽しくて幸せならOKだと思うし、何か自分に手伝えることがあればそれも厭わない。

私の幸せはちょっと特異な性質のものだ。一人でないと確立できない。別に理解してほしいという気持ちはない。ただ、押し付けられるのはいや。生活圏内にクマ以外の誰かがいるのはホント耐えられない。したくねーもんはねたくねーんだよ。興味がないものはできない。
もはや「結婚したくない」という信念は強迫性障害に似たものに昇華しつつある。結婚や恋愛を勧められるたびに、精神が、心身が全力で拒否反応を示すようになってしまった。


三十路って大変だ・・・。

そんな気持ちをビールとともに飲み干して、最後に笑顔で記念撮影。

会計時。
N係長が小銭をテーブルに撒き散らしていた。
「N係長、びんぼっちゃまじゃないですか」
と指摘してみんなで爆笑。
おぼっちゃまくんのOPを大熱唱。
リッチなあいさつ~そう、ともだちん・・・。


ハードな一日だった。

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