世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

雨の日光

2013年09月01日 22時11分58秒 | Weblog
朝、みんな早く起きられたので「高速を使って日光に行ってみよう」という話になった。
日光には「遠い」というイメージしかなかったのだが、高速を使えば早く行けるらしい。
お昼に家を出た。

晴天なり。




途中から雲行きがあやしくなった。
雨女の私のせいだろうか。
そして、ついに豪雨。あんなに晴れていたのに…!!!

日光金谷ホテルでお茶をしようということになった。

このホテルはヘレン・ケラーやアインシュタインも泊まったことがあるらしい。
小説「ハゲタカ」(真山仁)で、「ミカドホテル」のモデルになったのはここだ。
1873年(明治6年)6月開業。現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとして、登録有形文化財、近代化産業遺産に指定されている。


ゴージャス!!
私、うっとり。


父は天然氷のかき氷を注文。
イチゴのシロップが本物のイチゴ(とちおとめ)を使用していて美味しかった。



私と吉熊はバニラアイスを堪能。



雨は降り止まず。
日光田母沢御用邸記念公園に連れて行ってもらった。

もとは皇太子時代の大正天皇の静養所として造営された旧御用邸の建物と庭園を公園として整備し一般公開している。
明治期以降に数多く造られた御用邸建築のうち、全体がほぼ完存する唯一の例として貴重であり、建造物群は国の重要文化財に指定されている。

ここが本当に素敵な場所で。
んもう、ひたすらうっとり。

謁見所
天皇が来客と公式に面会する場。
柱を天井まで通さず(通ってはいるが隠している)、まるで天井が浮いているように見える技法を採用しているらしい。


御玉突き所
当時の玉を突く音が聞こえてきそうではないか。


明治時代からあるガラス。
ガラスの歪みが外の緑を映し出していた。


雨だったせいか客は殆どいなかった。
迷路のような廊下に縁取られた部屋一つ一つが美しい。

母にハンカチを買ってもらった。
愛子様の御印・ゴヨウツツジの刺しゅう入り。
ありがとう。


要所に配置されている係員の御話が非常によかった。
こちらの質問に真摯に答えてくれた。
また来たい。
庭の樹木も素晴らしかったので、きっと紅葉シーズンのころも綺麗なのだろう。


雨の中、高速を走り、宇都宮へ。

ガストで食事。
チーズINハンバーグ。
ハンバーグに切り込みを入れると中から溶けたチーズが出てくる。美味しい!!


帰りに、かましん(スーパー)で母にパンを買ってもらい、雀宮駅へ。


急に、胸が苦しくなる(病気ではない)。
ちょっとセンチメンタルな気持ちになってしまったのである。
この二日間が楽しすぎて。
台湾旅行でも痛感したのだが、楽しいときの時間の過ぎ去りっぷりって、とても早く感じる。

「またね」
と二人に挨拶し、電車に乗ったが、すこぶる遅延しているではないか(落雷のため)。
しかし、来たとき同様、また姉妹はお喋りに夢中になり、ちっとも苦ではなかった。

さて、新しい週が始まる。
また仕事。しかも月初。
リフレッシュできたので頑張れそう!!