世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

スマイリング・クマ医師

2008年11月26日 23時12分55秒 | Weblog
心療内科デー。

病院に入った途端、ソファーには、ずらーっと待ち人が…。
こりゃ、今夜も待つな。
会社からマッハで走ってきたので、息を整えるのに時間がかかる。
落ち着いたところで、読みかけの小説「綺麗な生活」の世界へワープ。

結局、待ち時間2時間弱。

バーで、彼氏と浮気相手に鉢合わせをしてしまった主人公・港子が、浮気相手のあまりにもブスな有り様に、
「ブスじゃないの」
と、つい口にしてしまう山場。
おもしれーっ!
最高だぜ、林真理子先生!
鼻息荒く読み進めていると、私を呼ぶ声が。
受け付けの人が電話中だったので、今日はクマ医師直々に私を呼びに来た。
直立しているクマ医師を久々に見つめたのだが、やはりツキノワグマに似ている。

今日もクマ医師は疲れているようだった。
なんだか可愛そうなぐらいに、目の辺りが窪んでいる。

そんな彼を目の前に、良い患者を演じてしまう私。
だって早く診察を終わらせてあげたいではないか。
幸い、最近の私は温泉で癒されたばかりで元気溌剌だし。

「体調はどうですか?」
「精神的にはどうですか?」

というクマ医師の問いに、

「特にありません」
と沢尻エリカ節を唱えてしまった。

明日のスポ日の一面には、
「亮子様!驚愕の女王様発言!」
というカラフルな文字が飾られるかも。
「じゃ、いつものお薬を2週間分出しておきますね」
という彼の言葉を待っていたんだが、クマ医師は細かく普段の私の心理状態をチェックしてきた。
どうしても気になるのは社内の人間関係らしい。
また、私のマイナス思考について、何度も何度も訊いてくる。

「2008年は『どーでもいい年』って決めていたんで。実行したら楽になれました」
という発言がツボだったらしく、クマ医師は困ったように笑っていた。

拘りがなくなり、冷静な判断ができるようになった私を大絶賛してくれるクマ医師。

そんな自分認めつつも、どこかではまだ「パキシルのおかげ」と思っている私のシークレットハートは、いつか暴露されるんだろう。

それにしても、クマの微笑み。いとをかし。

明日のマイニュースの一面は、

「微笑み!クマ医師、亮子様の珍発言に「クマったなあー」の蔑笑!」
という文字が踊るだろうよ。
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クリスマスキャロルの頃には

2008年11月26日 23時12分33秒 | Weblog
毎年恒例、クリスマスの販売応援。

仕事中、
「行きたくない人いまセンカ?」
と●●●ィ~(部長)が尋ねてきた。

すかさず、アッピールする私。

挙手はしなかったが、必死に「はいはい!」と渾身の目力を彼に向けてみた。

目と目が合ったらミナクル~。

「あなたはワタシと一緒に本社にいたいのデスカ?じゃあ、そうしましょうか」
と、●●●ィ~。


パンパカパーン!

入社8年目にして、初めて歳末商戦を本社で過ごすことになった!

嬉しい。
嬉しすぎる。
狂喜乱舞!
リオのカーニバル!

アピってみるもんだな、おい。

よく私は「販売向き」と言われるが、そうでもない。
知らない人に声を掛けるのがとても怖い。
仕事とはいえども。
販売員時代は「商品知識がないからよ。勉強しなさい」と店長に言われたが、それは違うと思う。
天性の何かが私をお客様から遠ざけるんである。

だから販売応援にいってもお客様に、
「これください」
と言われるまで、なにもアプローチできない。
ケースの横でひたすら微笑んでいるでくのぼうになってしまう。

以前、遠隔地の出店があり、そこでお客様に声をかけたら、
「今、見ているんだから!」
と現地の言葉で怒られて以来、嫌さがMAXになってしまったんである。
そのお客様が着用していた服の色や素材までいまだに覚えている。

あと、応援先の知らないスタッフと馴染むのにも時間がかかる。
休憩時間に、一緒に煙草を吸いながら、
「本社って何してんの?」
と訊かれる度に大変さを倍増させて話すのもなんだかね…。

今年のクリスマスは、それらのストレスから解放される!


●●●ィ~がくれた、最高のクリスマスプレゼントである。

一人でせっせと有価証券報告書を整理する聖夜になりそうだ。
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夢と希望

2008年11月26日 23時09分58秒 | Weblog
吉熊、リュックを背負ってどこ行くの?

こないだ、一緒に箱根へ行ったでしょ?

吉熊のこのリュックには、夢と希望が詰まっているらしい。
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