晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

遊び心満開

2016-04-05 21:39:42 | Weblog
 仕事の予定というものはしばしば変更となり、思いがけない日となる事も珍しくない。
 娘から孫の守りと留守を頼まれさてどうしたものか・・・考えるまでもなくお花見に行こうと孫のリクエストです。
こういう時に驚くほど段取りの良いのが女の子です。
 お弁当を持って行くんだと・・・。
 
 「卵焼きは自分で作れるよ。」「3つに分けてあげる。」「昨夜の晩御飯の残りでいいから・・・」手際よく水筒・おしぼり・リュックサックを弟の分まで用意しています。えらいオニギリだこと。でも手伝わないよ。
 婆も自分のお弁当は自分で作るね。
 リンゴのデザート付きのようです。大胆なぶつ切り。
 
 3人はリュックを背負い目的の<あの場所>へと向かいました。
 わが家を出て30分ばかりで山頂へ着きます。道中は興味を引くものばかりで川をのぞいたり、ワラビやツツジを探したり・・・アケビや山帰来も若葉も発見して「そうそう柏餅の葉だね。」
 
 
 急な坂を上りきると、思わず「やったー!」の歓声が上がります。
 
 桜は満開です。少し花吹雪も舞っています。
 
 下から見上げると満開の花の中で何やら遊ぶ小鳥が見えます。メジロのようです。
 
 小高い桜の下は桃畑。ここも舞い散る花びらでピンクのジュウタン敷きつめてます。
 
 さて、敷き物も要らないわ。この大きな岩の上でお弁当にしましょう。 
 ところが、まぬけな婆はお箸を忘れてました。でも大丈夫、チョイとその辺の小枝を折って間に合わせました。
「へ~!」とあきれ顔で笑うの孫たちです。
 あきれたのは婆の方で・・・孫のリュックの中にはなんと弟の紙オムツが一枚(最近これは不要です)と替えズボン、トイレットペーパー1巻きが入れられていました。本人は真顔ですが、婆は可笑しくって・・・。
 1時間余りあそび、下山となりますがコースを変えて菩提寺の方角へと進みます。
 ちょっと寂しい山道ですが、途中は椿の花を敷き詰めたところ有。
 そこここで声を上げ山歩きを楽しんでいます。
 
 山道に横たわる倒木に腰をおろしてひと休み。
 
 「あっ!ここは・・・」子どもたちにも見覚えのある池に出てきました。 
  
 「あっ!アタシの家が見える・・・」遠くに幼稚園も見えます。
 
 桃畑やぶどう温室とともに暮らしすくすく大きくなる孫たちです。
 裏の畑からわが家へたどり着き・・・記念撮影。
 
 孫娘6歳の誕生記念樹の花桃も満開です。もう、私の背をとっくに越しちゃった。
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