rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

Heinkel He 115 C-1 TSUKUDA HOBBY 1/72

2021-09-23 17:20:25 | プラモデル

関係ありませんが、自宅ベランダから拡大で撮った中秋の名月

大分前に買い置きしていたツクダホビー(中身はレベル製)の1/72 ハインケルHe115を作りました。Heinkel He115は1937年にドイツ航空省の多用途の双発水上機開発の要望に応じてハインケル社が製作量産した水上機で、フロートを付けた実用水上機としては最大のものとなりました。乗員は4名で操縦士、航法士、銃手、爆撃手がそれぞれの搭乗口から乗り込み、BMW132 9気筒960馬力エンジンを2機搭載して航続距離3350km、最高速度は355kmでした。機首と後方銃手にMG157.7mm機銃を装備し、変わった物として各エンジン後方に固定式の7.7mm機銃を後方に向けて発射する2丁の機銃を装備していました(後の量産型では役に立たなかったため省略された模様、Matchbox製のキットには付いていない)。C型は機首下面に固定式のMG151 15mm機銃を装備し、爆弾、爆雷、魚雷などを1250kgまで搭載可能でした。航続距離の長さから主に北方海域でソ連への輸送船団の攻撃や連絡、哨戒に使用されました。269機製作された由ですが、使い易い機体であったのでドイツのみならずスウェーデン、ノルウェー、フィンランドの他イギリス空軍でも運用された記録があります。

参考文献(Deutsche Kampfflugzeuge Dorfler)にあった実機と同じ型番の模型

模型は凸モールの古い金型ながら、比較的整合は良好で形も良く、機首や胴体に固定された梯子など特異な形態を良く表していました。フロートの支柱はパテ処理が必要ではありました。塗装説明はライトブルーにダークグリーンとブラックグリーンの迷彩でしたが、参考文献に冬期作戦用の白を混ぜた迷彩が載っており、スペシャルホビー製の1/48の模型で冬期迷彩のモデルも発売されていたのでそれらを参考に塗装しました。各尾翼の両側についている突起物はバランス(錘)の様です。モールは組み立て前にスプレー塗装をした後、2Bの鉛筆で定規を当てて書き込んで見ました。大きさの比較に米軍のカーチスSeahawkと並べてみました。

固定式の梯子や尾翼のバランスが特徴的    冬期の塗装にしてみました。

機首にMG151機関砲      カーチスシーホークとの比較


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Henschel Hs 126 B1 Brengun... | トップ | 霧ヶ峰・蓼科山登頂記 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

プラモデル」カテゴリの最新記事