rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

Messerschmitt Bf109 G6 TAMIYA 1/72

2024-08-05 17:07:06 | プラモデル

ドイツ軍戦闘機の定番と言えるメッサーシュミット109Gを作りました。メッサーの1/72としてはE型エミール1、F型フリッツ1、G型グスタフは2機目なのでシリーズ4機目になります。メッサーシュミットは合計3万機以上が作られましたが、G型はほぼ完成型とも言えて、13,000機以上が作られました。零戦もそうですが、後期型になると基本設計が同一である所に無理矢理武装強化やエンジンの強力化が計られて無理が生じて本来の設計思想の良さが活かせなくなる傾向がありますが、このメッサーシュミットも同様で、本来小型に設計された機体が重装備になり軽快性などがそこなわれています。その点やや大型のフォッケウルフFw190の方が強力になった連合軍機との交戦には優れた性能を発揮したとも言えます。

Gー6実機 エルラハウベ型風防を装備している。迷彩やスピナのらせん塗装はモデルと同様。

G6型は離昇出力1,475馬力のダイムラーベンツDB605エンジンを搭載して、機首の7.92mm機銃を13mmにしたため、機首両側面に円形のボイレ(こぶ)と呼ばれる飛び出しがあるのが特徴で、翼下面に20mm機関砲を追加できる改造型もありました。帰還能力を高めるZVG16方向探知機とループアンテナが追加装備され、後期型では中央と後部のキャノピーを一体化したエルラハウベと呼ばれる視界改良型も採用されました。

モデルは盤石の田宮製でしかも2019年発売の細かい所まで設計が行き届いた気合いの入った新金型であり、安心して作れました。ドイツ機特有のらせん型スピナー塗装はいつも難しいと感じますが、これがスライドマーク化されているのも素晴らしいと思います。上面はグレーグリーンとグレーバイオレットの迷彩、下面ライトブルーですが(RLM74,75,76)機体側面のモットリングをもう少し細かくできれば良かったと思います。以前作った翼下に20mm機銃を追加したG6と並べました。

老舗のタミヤ模型の新しい製品だけあって模型の出来は非常に作りやすく細かい部品も0.1ミリ単位でぴったり合っている。

翼下に追加機関砲を装備したタイプとの比較。攻撃力は増えるが、空力性能はその分低下した。

 


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