Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

JACS@九州産業大学

2007-12-16 18:31:11 | Weblog
今朝は鹿児島本線で九州産業大学に向かう。駅からキャンパスに向かう道すがら,ここには一度来たことがあると強く感じる。それが何の学会であったか,思い出せない。多分あの学会かな…と思う候補はあるが,はっきりしない。しかし,この光景は確実に記憶している。

しばらくして共著者の芳賀さんが到着,その場で発表用のパワポを仕上げる。そして発表…グルーピング評価グリッド法で収集されたデータから,個人差を考慮した多段階の選択モデルを推測するのが目標だが,今回はその前処理として,消費者言語へのクラスタリング結果だけを報告した。

見てよかった映画と悪かった映画について,消費者は悪かったほうに「饒舌」だという結果は,あたかも「幸せな家庭は一様だが,不幸な家庭は様々である」ような事態を意味する。ある先生のコメントによれば,消費者がよりリスク回避的だからと解釈できるという。

そのほか,何人かの先生から貴重なコメントをいただく。ありがたいことだ。発表が終わった,これで一段落…とはいかないと,共著者から釘を刺される。学会で発表しっ放しというパタンに,そろそろ終止符を打たねばならない。プロジェクトの整理が来年の最重要テーマである。いや,「これからすぐ」か・・・な。

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