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Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

JAZZLIFE まさにそれだ!

2008-12-11 19:02:45 | Weblog
本屋でこのドデカイ写真集が1万円で売っているのを見て,なんて安いんだと思わず購入。あとで Amazon で調べたら6,000円で売っていた!

まあ,いいでしょう。

1960年代の米国,スタジオからコンサート,パレードまで,ジャズのあるシーンを撮りまくっている。マイルスもコルトレーンも登場するが,まるで端役である。主役は,全米のあちこちでジャズを演奏し,聴き,そして踊る人々である。

昨夜テレビ番組で,瀬戸内寂聴さんが人生で最も驚いたニュースとして,第二次大戦における日本の敗戦,ソ連崩壊,そして米国大統領選挙におけるバラク・オバマ氏の当選を挙げていた。人種差別というものがいかに根深いかと考えるが故のことだ。

『JAZZLIFE』を眺めていると,少なくともジャズメンの間には,さほど人種の壁はないように見える。もちろん現実はそんな甘いものじゃないだろう。だが,ジャズというものが,人種間の融和に最も近づく瞬間を生み出してきたのではないかと思う。

バラク・オバマ氏はジャズを聴くのだろうか?

Jazzlife: A Journey for Jazz Across America in 1960 (25th Anniversary Special Edtn)

Taschen America Llc

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