意思決定に関する研究のハンドブックは,毎年のように出版されている感じがする。これもその一冊。大学院レベルのゼミでもあれば,ぜひ輪読してみたいところだが,残念ながら当分その機会はない。そんなことはいわずに,自分で勝手に読めばいいわけだが,持ち歩いて電車のなかで読むには大きすぎる。と何だかんだ言い訳しながら,本棚にしっかり収納した。
とはいえ,実際読んでみたい章がいくつかある。たとえば,
Gigerenzer, Fast and Frugal Heuristics: The Tools of Bounded Rationality
Payne & Bettman, Walking with the Scarecrow: The Information-processing Approach to Decision Research
Busemeyer & Johnson, Computational Models of Decision Making
Shafir & LeBoeuf, Context and Conflict in Multiattribute Choice
など。それらをちらちら眺めながら,意思決定の計算モデルが認知的なヒューリスティックと無意識の意思決定論とを架橋するのではないかなどと,さしたる根拠もなく考えたりする。
前任校で掲示していた自分のウェブページをほんの少し手直しし,現在の勤務先のサーバにアップロードした。所属を変えただけでなく,「進行中の研究」をちょっとだけ入れ替える。「進行中」ということばに,多少後ろめたい気持ちがないわけではない。そのなかには,いままさに動いているものも,かなり前から眠っているものもある。その多くは,自分的には一つの大きな流れを形成しているつもりでいる。それらが実際に合流するのはいつの日だろう…。
Blackwell Handbook of Judgment and Decision Making (Blackwell Handbooks of Experimental Psychology)Blackwell Pubこのアイテムの詳細を見る |
とはいえ,実際読んでみたい章がいくつかある。たとえば,
Gigerenzer, Fast and Frugal Heuristics: The Tools of Bounded Rationality
Payne & Bettman, Walking with the Scarecrow: The Information-processing Approach to Decision Research
Busemeyer & Johnson, Computational Models of Decision Making
Shafir & LeBoeuf, Context and Conflict in Multiattribute Choice
など。それらをちらちら眺めながら,意思決定の計算モデルが認知的なヒューリスティックと無意識の意思決定論とを架橋するのではないかなどと,さしたる根拠もなく考えたりする。
前任校で掲示していた自分のウェブページをほんの少し手直しし,現在の勤務先のサーバにアップロードした。所属を変えただけでなく,「進行中の研究」をちょっとだけ入れ替える。「進行中」ということばに,多少後ろめたい気持ちがないわけではない。そのなかには,いままさに動いているものも,かなり前から眠っているものもある。その多くは,自分的には一つの大きな流れを形成しているつもりでいる。それらが実際に合流するのはいつの日だろう…。