Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

ルーティンワーク開始!

2008-04-15 23:32:47 | Weblog

本務校での学部向け「マーケティング」開講。受講者はぱっと見120人くらいであろうか…例年とほとんど同じ感じで,講義の集客になぜ「定常性」があるのか,不思議に思う。つまり,知識(ないし単位)への需要は,年を超えて一定している…なぜそうなるのだろう。

講義の内容は,本務校と非常勤先とで70%ほど重なっている。したがって同時並行で2つの大学向けの講義資料を作っていると,つい混乱してしまう。パワーポイントが,ワードのようにいくつもウィンドウを開くことができればいいのだが…。

それにしても,このペースで「マーケティング」2コマ,「統計学」1コマの講義資料を作り続けていると,研究時間をほとんどとることができそうにない。ESHIA向けの論文投稿の期限まであと1ヶ月半…。 どこかで挽回しないと正直ヤバい。

新学期を迎え,久しぶりに注文した図書が届く:

宮田加久子,池田謙一『ネットが変える消費空間 クチコミの影響力の実証分析』NTT出版

谷口尚子『現代日本の投票行動』慶應義塾大学出版会

小林元『イタリア式ブランドビジネスの育て方』日経BP社

ロバート・H・フランク『日常の疑問を経済学で答える』日本経済新聞出版社

ジェームズ・キャントン『極端な未来 政治・社会編』『同 経済・産業・科学編』主婦の友社

長谷川真理子他編著『シリーズ進化学6 行動・生態の進化』岩波書店

こうして本を買い続ける行為もまたルーティン化している。もっとも,いまの状況では,たまった蔵書がさらに増えるだけ。そろそろ,本の廃棄という作業も必要だ。