能勢から猪名川町の杉生に向かって走る府道602号線沿い、もう少しで杉生の交差点とあたりで目に付いた茅葺民家。
ここはもう既に大阪府と府県境を接する兵庫県の東端「猪名川町」・・・今回はここを掠めて篠山に入る。
兵庫県でも山間部の猪名川町や三田市は茅葺き屋根が多く残る地域として知られて居るが、僕にとってはまだ全くの未踏の地
ここで見かけた茅葺き屋根は大きい丹波型の葺き下ろし屋根を持つ農家・・・
家の前には広い空き地が有り、片隅には柿の木があり、僕のガキの頃の田舎風情そのまま・・・・秋が深まれば柿の実が真っ赤に熟れて童謡の世界
深い入母屋造りの葺き下ろし屋根の下には雨縁(あまえん)が有り、なんとも懐かしさを醸し出してくれる佇まいです。
撮影2015.9.22