愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

大津市富川町の山ノ神

2009年06月11日 | 勧請縄:山の神:野神:人形道祖神


琵琶湖から流れ出す瀬田川を下流に約10分、そこから信楽方面に又約く10分ちょうど、近江、甲賀、山城の境界に有る静かな山里集落です。



富川集落から、信楽山中に抜ける谷川沿いにこの山の神が祀られている。




川沿いに南面する斜面の雑木林に山の神場が設けられ、二本の常緑樹の間に太い蛇縄が渡され3箇所に藁飾りと裏白が付け下げられ、それぞれの上部には股木が縄を跨いで置かれている。



蛇縄は♂のシンボルそのもの、それを跨ぐ股木もオッタイ(男体)、それにしても解らないのは3箇所の藁飾りに三体のオッタイ。



山ノ神と3という数字の意味するものが解けない。





撮影2009.3.8



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