琵琶湖から流れ出す瀬田川を下流に約10分、そこから信楽方面に又約く10分ちょうど、近江、甲賀、山城の境界に有る静かな山里集落です。
富川集落から、信楽山中に抜ける谷川沿いにこの山の神が祀られている。
川沿いに南面する斜面の雑木林に山の神場が設けられ、二本の常緑樹の間に太い蛇縄が渡され3箇所に藁飾りと裏白が付け下げられ、それぞれの上部には股木が縄を跨いで置かれている。
蛇縄は♂のシンボルそのもの、それを跨ぐ股木もオッタイ(男体)、それにしても解らないのは3箇所の藁飾りに三体のオッタイ。
山ノ神と3という数字の意味するものが解けない。
撮影2009.3.8