会社が指定する試験まであと数日と迫っているのに、全く勉強する気が起きない。
いい歳して、学生時代から全く代わり映えのしない姿勢は、間違っても子供の手本にはならない
だろうから、私に子供がいないのは必然なのだろう。だいたい、朝の11時にビールを飲んでいるなんて
姿は教育上、良いわけがない。
ビールで思い出したが、ロシアは今年になってビールをアルコール飲料と認定したようである。
それまでは「清涼飲料水」扱いだったというのだから、さすがは普段ウォッカを飲んでいる国は違う。(笑)
で、ウォッカから連想してのウイスキーなのだが、外国の映画ではショット・グラスにウイスキーをいれて
水も氷も無しに、そのまま飲むシーンがやたらと出て来る。最近は映画での喫煙シーンが激減したらしいが
確かに喫煙シーンやウイスキーを飲むシーンを見ると、煙草は勿論のこと酒が飲みたくなる。
もっとも私はウイスキーを飲む時は氷を必要とするが。
私が焼酎を飲まないのは、もしかすると飲まず嫌いだからかもしれない。
というか・・・。何かで割らなければ美味く飲めないようなものは飲まない、というのが本当のところ。
日本酒は体質に合わないので飲まないのだが、稀にとんでもなく飲み口のいいヤツに出会い
柄にもなく飲んでしまうと、次の日は台無しである。(笑)
枕に字数を割き過ぎた。(笑)そして、今年も既に半分以上が過ぎた。最近は大物の箱モノばかりに目がいくのだが、
まだまだ一度もCD化されていないアルバムは数多い。リイシューも一段落、なんて物言いは大きな誤りである。
そこで、とりあえず何らかの形で音は聴いているが、未CD化のアルバムでCD化を希望する物を幾つか
掲載してみよう。「なんで今更、『乞うCD化』なの?」なんて言わないでくださいね。
乞うHQCDとか、乞うSACDなんて書くよりいいかな、というだけの話なので。
暇でも無いが、酔っ払いついでに02年7月号のレコ・コレ「サイケデリック特集」でジャケット写真が掲載されている
盤の中で何枚所持しているかを数えたら、201枚だった。一度はCD化されたアルバムが多い中、何故かCD化
されていないのが、掲載写真左のデヴィッド・ストートンが68年に発表した「TRANSFORMER」。レーベルが
エレクトラなので、ライノあたりから出ることを強く希望する1枚。わずか6曲の収録なのだが、長尺の曲で
聴けるメロディー・ラインの起伏とアレンジの妙が素敵な盤だ。
右はタッカー・ツィマーマンが69年に発表したデビュー・アルバム「TEN SONGS BY TUCKER ZIMMERMAN」。
72年の2枚目が割と有名なのだが、そちらより幾分ポップでしかも1STはレーベルがリーガル・ゾノフォンなので
再発の可能性があるのでは、という希望を含めて取り上げた。アップ・テンポの曲は少々歌唱が粗く、それが
トニー・ヴィスコンティのアレンジとマッチしていかがわしいロックになるのだが、コアなファンは内証的な
アコースティック弾き語りを好むのも事実で、今作はその両面を楽しむことができる。B面の出来が秀逸。
一度はCD化の話があったのに流れてしまって以来、CD化の話を聞かないのがボビー・ウィットロックの
「BOBBY WHITROCK」(掲載写真)と「RAW VELVET」。一体話はどうなったのだろう。レイラの箱であれだけ
盛り上がったのだから、ここは一つ気合の入ったボビー・ウィットロック・ボックスでも編んでいただければ、と
思うのだが。そのボビーのアルバムにも参加した、ボビー・キーズのアルバムも未だCD化されていない。
インスト物であるが、聴き応え十分。掲載写真の2枚はどちらも72年の盤で、両者ともにE.C.、カール・レイドル、
ジム・ゴードンといったドミノスのメンバーとジョージ・ハリスンが参加していてこの当時の彼らの勢いと創造性の高さを
感じることができる。他にもジム・プライスやクラウス・ヴーアマンといったところも両方の盤に参加していて、
ほとんど兄弟のようなアルバムだと私は思っている。
続く・・・?。