宮古島、多良川の粗ろ過泡盛、沖縄限定販売の
荒獅子
獅子と言う名のとおり、力強く躍動するような味わいと香りを持っています
ストレートで飲むとやや柑橘系の香りもあるように思いますが、やはり香ばしさが際立ち甘みも華やか!
氷を入れたり水割りにすると、初めに感じたような強烈さはなくなりますが、炊き立てのご飯のような香りと旨味が広がります
その名のごとく獅子が背中を伸ばしているように、ずっ~と口の中に続く甘みが素晴らしい
これこそ粗ろ過!
「南光」の粗ろ過や、ろ過を抑えていることで有名な「松藤」にも、米の持つアミノ酸の旨味が感じられます
しっかりとした泡盛が好きな人にはたまらないタイプの泡盛のひとつだと思います
最近よく見かける「無ろ過」や「粗ろ過」というタイプは、正式には
簡易ろ過
といって、雑菌や泡盛造りの工程でできる不純物を除去するためのろ過は行われています
この簡易ろ過タイプだと原料の米の油分が残っていて、
旨味のある古酒作りに最適
なのだそうです
酒造所では、甕の中の泡盛の表面に浮いてきた油を涼しい季節に除去します
そのままにしておくと、油分が酸化して中の泡盛がダメになってしまわないように、手をかけて長期熟成の古酒泡盛が作られているのです
自宅で古酒を育てるのも楽しみだけれど、定期的なメンテナンスを怠らないようにしないとだめということですね~
面倒くさがりの私は、そのまま瓶で置いとけばいいや!
なんて思ったりして…
餅屋は餅屋、酒造りは酒造所!
これからも美味しい泡盛、よろしくお願いいたします
★「荒獅子」はたまたま入荷した1本ですので、メニューには載せていませんがカウンターにありますので、声をかけてください!
島結 http://members2.jcom.home.ne.jp/shimayui/