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バリ島殺人事件 その2

2009年10月14日 | 島結
犯人捕まりましたね…
亡くなった女性のご冥福をお祈りいたします

犯人は親戚の警察官の本物の制服を着用して、この残忍な事件以外にも事件を起こしていたとか、全く許せないヤツです!

この犯人が全面的に悪いのは当たり前の事ですが、旅行する皆さん、どんなにゆるく感じても、そこが外国である事を忘れないでくださいね

日本では正義の味方の警察官は、決して正義の味方ではありません!
フレンドリーなお友達の外国人も豹変するかもしれません!
隣の席の人はテロリストかも!


怖がらせるつもりはありませんが、それも考えられる現実のひとつです

私達は外国人なのです

バリでの生活を振り返ると、やはり気をつけていたことがいくつかあります

1.毎日同じ生活の私達、車に乗るとき、降りるときは必ず回りを確認

→これは同じパターンで行動すると、強盗などに狙われやすいからです
私達は日本では普通の庶民ですが、彼らにとってはとてもお金持ちに見えるのです
彼らの月収は日本円で5,000円~10,000円くらいが普通
サーフショップで数千円の洋服を「安い!」と言いながら何枚も買う日本人を見てますからね、そう思うのは当たり前なのです


2.意味もなく笑顔を見せない

→日本人はニコニコ笑顔を振りまきすぎるので、いいカモと思われて、物売りに囲まれたりします
はっきり断る勇気を持てば、詐欺や麻薬などの事件からは遠ざかれます
あいまいな態度、優しい顔は自分を危険にさらしますから、時には「無視する、知らん顔する」ことも必要です
目の表情が見えない黒い色のサングラスをして歩くのもおすすめです
目が見えない相手にはあまりしつこくしない事が多いです


3.深夜車の運転をする時にはお祭りの格好をする

→バリの祭事はいつでもどこでも行われていますので、お祭りの正装に男性が着用するウダン(鉢巻のようなもの)をつけて運転すれば、警察官に止められたり、無意味に絡まれたりする事は殆ど無くなります
昼間の運転も、日本人だと思われると強請りたかりをする悪徳警官が近づいてきますから、中国系のインドネシア人と思われるようにしていました
とにかく笑顔を見せない!
時計やサングラス、アクセサリーは金色を使ったものがベスト
女性は赤めの口紅が効果あり
新聞売りに日本の新聞でなく、ジャカルタポストか中国系新聞を出されたらもう大丈夫!


読んでいるとホンマかいな思うかもしれませんが、テロもあったので実際にはかなり気をつけていましたがこんなこともありました

ある夜のこと、危険な運転をしていた一台のバイクを睨んだら、執拗に追いかけられ、赤信号で止まったときに車の窓ガラスをヘルメットでガンガン叩かれ、割れるのではないかと!まさに恐怖!!!

スピードを上げ何とかまいて、家路に着いたときは本当にほっとしましたが、その男の血走った目は、まるでバリ舞踊の悪魔の仮面のよう…今でもはっきりと覚えています
後ろに乗ったもう一人の男が制止するのも全くきかず、力任せに叩き続けていました…

日本人が嫌いだったのか?
酔っ払っていたのか?
それともクスリでもやってたか?

一歩間違えば、本当に恐ろしい事件に発展していた可能性もないとは言えませんよね

私の親戚筋の女性が、旅行者向けのクリニックで働いているのですが、日本人が巻き込まれる事件はかなり多いそうです
バイク事故、マリンスポーツでは死亡事故も少ないとか

女性だけの旅であれば、やはり注意が必要である事は言うまでもありません
ビーチ以外では露出は控えめに!
彼らは欧米人の露出は当たり前に見ていても、アジア系の露出には敏感なんです

もちろん必要以上に警戒していたら、楽しい旅も緊張の連続になりますから、あまりにも神経質になる必要はありませんけれど、人の少ない場所にいく事や夜遅い時間の外出を控えるなど基本的なことを守りましょう

旅行前には日本領事館の電話番号や住所をきちんとメモしていくこと
現地警察ではダメ!
自分達が申し込んだ会社とは違う旅行代理店でも、日本人スタッフがいれば助けてくれることも多いです

「自分は外国人で、この人たちの月収の十倍以上のお金を持っている」という自覚だけは忘れないでくださいね

それがバリ旅行を楽しむ第一歩です!