プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

決別

2007年05月15日 | 毒バリ
家族がダメだと言うんだ いや、私はこのまま続けて言ってもいいと思ってるんだが…家族が反しているんだよ…ごにょごにょ…

私達とニョマンの、レストランに関する来年の契約
をどうするかという話し合いが行われた時のいいぐさ
歯切れが悪い…

確かにテロのせいで売り上げは伸びず、そこに外国人が二名店に常駐しているとなると、人件費はかさむのはごもっとも
そして私達も今の状態でバリにとどまりたいかという話になると
簡単にはYESと言えない状況になっていたことも事実

バリ在住の知人やお客様たちからもあまりいい情報はなく、帰国していく人も少なくはない…


私達は最初の依頼は果たしたと思ってる

食品の管理
衛生
新しいメニュー


そういうものを彼等に教え、今までとは違ったサービスが出来るようスタッフ達にはきちんと教育することが出来たと心から思っている


けれども私達はニョマン一家の集中砲火を浴び、今じゃほとんど

疫病神扱い

テロも、SARSも、ニョマンの浮気もぜんぶ私達がもたらした災いなんだってさ

あきれ果ててものが言えない
でもね、日々お祈りをして暮らす神頼みに生きる彼等にとっては、こんな発想もある意味自然なのかもしれないなあって、そんな風にも思えるほどバリのツーリズムは悪化してた

ここまできたら受け入れるしかないってこと


勢力が変わる

これを理解した男が居た

プトゥラ

一番新しいキッチンスタッフで、アグンの位をもつ男
こいつは英語も堪能で、日本語も少しわかる…
しかし 小賢しい って言葉がこれほど似合うやつもないくらいズルい
ちょっとデキる系の典型的バリ男なんだよね

この野郎はバリ人の彼女が居ながら、日本人の女性とも付き合っているらしく、それを私に自慢する

彼女はバリに来るたびに僕に連絡して来るんだよ~来週が楽しみで眠れないよ♪

口を開けば女の話

そーですか、ふーん勝手にしなさいな、でもそのことあんたの彼女に言っちゃおーかーなー

だっ、ダメだよ、絶対にダメ!

その慌てふためく様はやっぱり中学生レベル


こいつは私達の採用で職を得た事もあって、私にべったりだったのに他のスタッフよりも早く私達がバリを去ることを察知した
そして目に見えて私達と距離を置くようになって…
今じゃあの憎き嫌がらせ男、デワと行動を共にするようになってるじゃんか!

厨房でも私とはほとんど口を利かなくなって

まさに乗り換え完了



ある意味それは賢いんだけどね
そおうしておけば私達なきあとも、ニョマンの腰ぎんちゃく男、デワの采配でキッチンヘッドの座に納まれるんだから…


営業最終日、事件が起きた
私が日本から持参した包丁4本が見当たらない…

私の包丁がない!!!!!

みんなビックリして側に寄ってきた

4本あわせたら数万円する高級なもの
こんな嫌がらせをするなんで信じられない…
一体誰が…???

って殆どわかってるんだけど