活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

ビクターの明けない夜明け。

2011-02-05 18:01:13 | Weblog
これ、デザイナーがOK出したんだろうか。
ビクターが発表したHDムービー兼スチールカメラ(?)GC-PX1
60コマ/秒の超高速連写と300fpsの超高速撮影が売りなのですが、逆に言うとそれしかない一芸カメラとも言える。
とりあえず、この形はなんだかなあ。
NEXにサイババショットF505がくっついたようなデザインで、お世辞にもカッコいいとは言えない。
ズーム比の大きい大望遠だから、といっても、他社では同クラスでコンパクトにまとめていますからね。しかも今時38.5-385mm相当では広角側が見劣りします。

ビクターもコンデジを出していたことがあるんです。
2000年の“PIXSTAR”GC-X1GC-X3で、当時、画素ずらしで600万画素を実現して注目されました。
ちなみにGC-X3はテレビにHD出力ができたんですね。先見の明はあったんだ。
でも、その後は立ち消え状態。
今回のモデルのGC-PX1という型番からして、コンデジの後続を意識してると思うんだけど。うーん。
普通にネオ一眼タイプのカタチに仕上げておいた方がよかったかも。

VHSで映像家電の天下を取ったビクターのその後から現状に至るまでについてはよく知られている通り。
明日はどっちだ。