活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

ゼナーで元気になる。

2011-02-15 20:16:08 | Weblog
先日シュナイダーのマイクロフォーサーズ参入のニュースがありましたが、本日ホースマンの駒村商会から、その新製品の発表がありました。
EOSやマイクロフォーサーズ対応のシネマレンズ「シネ・ゼナー」
ゼナー?
おいらの愛機ローライコードⅤaに付いているXenarはクセナーのハズだ。
その昔はクスナーとも言った。
が、今、ゼナー。
クセナーの方が通りがよいと思うんだが、わざわざ英語読み(?)にする必要はあるだろうか。あるいはCマウントのXenarが既にゼナーと呼ばれているんだろうか。
ゼナーで元気、出る?

なお、シネ・ゼナーは大口径のシネレンズと言うことで、プロフェッショナルなお値段です。
そのうち(手の届くプライスで)スチール用のゼノンとかゼノターなんかもお願いしますね。

ウッちゃん、主要カテゴリーで商品を一新する。

2011-02-14 21:22:56 | Weblog
デジカメ業界は好調のようなのに、今期はオリンパス一人負けみたい。
オリンパスのお得意さんの欧州の景気と円高の影響なんでしょうかねえ。
折りしも社長がガイジンさんになるということで、カメラ事業はどうなんだというと、
「医療事業は製品を拡充し、デジタルカメラも主要カテゴリーで商品を一新する」との発言です。
主要カテゴリーとは、一眼レフのEシリーズとミラーレス一眼のEPシリーズでしょう。
一新して、Eはスッパリ廃止、EPで新製品攻勢、でしょうか。
ウッドフォード新社長は医療畑一筋だったとのことですから、カメラに余計な思い入れとかないでしょうからねえ。
と、オリリンが気をもんでいるうちに、市場ではオリンパス株は新社長人事を評価し急続伸だそうです。あれまあ。

古物化するポストモダン。

2011-02-11 22:02:12 | Weblog
これってピカイチP300?
と、言いたくなるような昔のコンパクトカメラ風デザインのCOOLPIX P300
直線的アウトラインに全部沈筒しないレンズ鏡筒とモードダイヤルが古臭さに輪をかけています。
センサーは1/2.3型ですが、そのおかげで広角側24mm相当始まりでF1.8となかなかのスペックなので、良しとしましょう。
CP+でのコンデジ会場人気No.1だとか。
ニコンの割には狙ってきた感じですが、唯一ストラップが両吊りでないのが残念。

もうひとつ、今回の目玉と言えるフジのFinepix X100(これもコンデジかも知れないが)。
もうコテコテのノスタルジーデザインですね。
一見ヤシカエレクトロか、その前のリンクスにも見えます。ここまでのデザインにする必然性はあるのかとも思いますが。

思えばオリンパスペンE-P1もデザイン人気が大きかったですね。
コンデジ然としていたE-PL1も、E-PL2ではやや懐古調にシフトした感じ。

デジタルなのにどうして銀塩時代のデザインをなぞるのか。
長い間、といってもライカ以降の刷り込みなんでしょうね。
そのライカのX-1もバルナック型のオマージュだったりするから、この「カメラ感覚」は当面続くんでしょう。
ま、古い奴ほど新しいものを欲しがるもので、これも良しとしておきましょう。

もっくもくにしてあげる【してやんよ】。

2011-02-09 18:51:48 | Weblog
本日開催のCP+にM.ズイコーレンズのコンセプトモックアップを展示するそうです。
併せてセミオリンパスI型も展示だそうですが、これはズイコー搭載の初号機だからで、今年はズイコー発売75年周年なんだそうです。
で、75周年記念レンズのスペックは、セミオリンパスの75mm F4.5レンズをデジタル専用設計としたスペシャルバージョン、であるわけはないのであって、実際は25mm F1.4あたりでしょうか。そこんどこハッキリしてよね。

しかし、オリンパスはかつてE-3でさんざんモック展示作戦を展開してましたからねえ。
今度はレンズかよ。
おっとシグマもタムロンもモック攻撃かあ。
モックは三回、までにしてね。

続々「賛同」。こりゃタムロン。

2011-02-08 23:19:39 | Weblog
おやま、一昨日昨日に引き続き、またも「賛同」です。
今度はソニーNEXのEマウントを賛同メーカーに開示するよ、というもの。
ツァイス、コシナ、シグマ、タムロンが一斉に賛同を表明したわけですが、うちタムロンだけ「レンズの製造・販売を通じてお客様の撮る喜び」を、と一歩踏み込んだ表現なので、ある程度、商品が具体化してるんでしょう。はて、他はどうなんだろ。

しかし、待てよ。
ツァイス、コシナはマイクロフォーサーズにも「賛同」している。
シグマはAPS-C用の交換レンズの光学系そのままで、マウントだけ素フォーサーズにしたレンズを売っていた(ま、あたりまえの方法かも)。
と、いうことは、またNEX用のレンズがマイクロのマウントになっただけという兼用(?)レンズになるんだろうか。これじゃマイクロに最適化された小型軽量にならんなあ。
と思う反面、各規格で独自の電子補正が効いているから、光学系の兼用は難しかろうとも思う。
どうなんだろうね。

そこを攻められるとちょっとツァイス。

2011-02-07 20:55:28 | Weblog
昨日のシュナイダーに続いて、ツァイスもマイクロフィーサーズに「賛同」を表明とのこと。
これで、ライカ、フォトクレンダー、シュナイダー、そしてツァイスと四大メジャーブランド制覇ですね。残るはアンジェニューくらいか。

とりあえずムービー用のレンズが予定されているようですが、スチール用にもプラナーとかゾナーとか(多分かなり高価な)レンズが出てくるんでしょうね。期待。
ついでにパンケーキで“鷹の目”テッサーとか「ぐるぐるボケ」のトリオターも是非。
と、昨日と同じようなことを言ってましたが、実はこれらはテレセントリック性に適してない分、デジタル向きではないということがあるそうです。
でもまあ、電子補正でどうにでもなるし、堅いこと言わないで。




レンズ出すけど、そんなことシュナイダー。

2011-02-06 11:10:03 | Weblog
シュナイダー社がマイクロフォーサーズに賛同を表明とのことです。
この「賛同」の意味ですが、今後レンズを出しますよ、ということだったら嬉しいんだけど(素フォーサーズに賛同していたフジとかサンヨーは何だったんだろう)。
ちなみにシュナイダーはサムスンの一眼レフ用に同社ブランドの交換レンズを供給していましたが、中身はペンタックス製なのはよく知られた話。
ペンタックス-シュナイダーつながりで、ペンタもマイクロ陣営に、ということだったら、より嬉しいなあ。
ペンタのアイデンティティは何たって小型軽量ですから、十分ありえるかと。

マイクロ用にシュナイダーレンズが出てくれば、ライカ(パナ、シグマ?)、フォクトレンダー(コシナ)と三大ブランドが揃うことになります。あとはツァイスだな。
出てくるとしても、大口径のクセノンとか超広角のスーパーアンギュロンとか付加価値の高いものになるんだろうけど、ここはマニアックにパンケーキのクセナー(ラジオナーでもw)なぞもお願いしたい。

ビクターの明けない夜明け。

2011-02-05 18:01:13 | Weblog
これ、デザイナーがOK出したんだろうか。
ビクターが発表したHDムービー兼スチールカメラ(?)GC-PX1
60コマ/秒の超高速連写と300fpsの超高速撮影が売りなのですが、逆に言うとそれしかない一芸カメラとも言える。
とりあえず、この形はなんだかなあ。
NEXにサイババショットF505がくっついたようなデザインで、お世辞にもカッコいいとは言えない。
ズーム比の大きい大望遠だから、といっても、他社では同クラスでコンパクトにまとめていますからね。しかも今時38.5-385mm相当では広角側が見劣りします。

ビクターもコンデジを出していたことがあるんです。
2000年の“PIXSTAR”GC-X1GC-X3で、当時、画素ずらしで600万画素を実現して注目されました。
ちなみにGC-X3はテレビにHD出力ができたんですね。先見の明はあったんだ。
でも、その後は立ち消え状態。
今回のモデルのGC-PX1という型番からして、コンデジの後続を意識してると思うんだけど。うーん。
普通にネオ一眼タイプのカタチに仕上げておいた方がよかったかも。

VHSで映像家電の天下を取ったビクターのその後から現状に至るまでについてはよく知られている通り。
明日はどっちだ。

【極小上等】ペンタの1/8計画。

2011-02-04 19:12:29 | Weblog
おや、ペンタックスのミラーレス機NC-1(仮称)が、なんと1/2.33型センサーを採用との噂です。
マジかよ。と、言われる分も多かろうと思いますが、私の予想としては、ペンタックスは「趣味性の高いミニチュアカメラ=auto110のデジタル版」と「次世代のメインフレームとなるポスト一眼レフのシステムカメラ」の二本立てでミラーレスに取り組んでいる、と思うのですよ。
今、K-5、K-rと一眼レフの方が好調ですから、前者が先行してレリースされるということかな。

まずミニチュアであることが優先ですから、光学系を小さくするためには、どうしてもセンサーも小さくなってしまうのかも知れません。
思えばauto110は当時スタンダードの35ミリフルサイズに対して110判は面積比で約1/4。
今、マイクロフォーサーズに対して1/2.33型センサーは面積比で約1/8。
デジタルになって半分になった。これは進歩と言うべきかと。

ケンコーのCマウントカメラとの関係もささやかれていますね。
ケンコー-トキナー-ペンタックスつながりで、ありえることかも。
どこまでアレかわかりませんが、NC-1はズバリMFである、と予測しておきましょう。

ところで、八百長の話。

2011-02-02 23:52:34 | Weblog
相撲が八百長でなんで問題なんだろうねえ。
素朴な疑問相撲で八百長がニュースになっているようですが、あんな大勢の目の前で、テレビカメラの前で、いままで散々八百長がやられてきたにも関わらず、今日この日まで誰にも気付かれなかった、これって、ある意味すごいことだと思います。
っていうか、んなことないですよね。絶対気づいていた人がいたはずです。
マスコミ関係者だって殆どの人が気づいていたはずです。

そうだよね。ホントに問題なのはマスコミ。
プロレスだって「真剣勝負」だった時期があったんだから。
FMW以降、ハッスルでなし崩しになってしまったが、プロレスがフェイクであることは公然の秘密でありタブーだった。
今、タイガーマスクブームだけど、子供のアニメとして「タイガーマスク」は今や成り立たないですもん。

ただ、本質はそう単純ではなくて、プロレスラーもシュートの実力がなければトップになれないように、相撲にもストイックにガチンコしかしないで横綱に上りつめる力士もいる。
それを一緒くたに八百長呼ばわりではなあ。

と、カメラに関係ない話ですが、プロレス者としては一言言いたかった。

相撲で思い出すのは、双津竜が巡業に行ってもカメラを手放さず、プロ級の写真の腕前だった話で、カメラ雑誌にもインタビューが載ったことがあった。
後年、よもやあんなことになるとは。

結論:相撲界にもミスター高橋が必要だと思いました。