山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ながら携帯の害

2005-12-28 00:10:09 | 未分類過去
公共の場で携帯電話の着信音が鳴ったり、話し声で迷惑したりすることはよくあるのですが、そういうのとは違う迷惑も多いです。

最近、すごく気になるのは、メールを見ながら自転車に乗っている若者です。
絶対に前を見ていません。なのに普通のスピードで走っています。
目は、携帯の画面に釘付けですから、何かあったら絶対に前方不注意で、事故を免れません。
高校生にもそんなのが多いので、うちの子には厳重に注意しているのですが、親がいないところでは何をしているかわかりません。

それで、夜遅くなって「今どこにいる?早く帰って来い!」などと、メールをするのも、ためらわれます。メールを送ると自転車に乗りながら、子供がそれを確認するかも知れず、親がメールを送ったばかりに事故を起こしたなどということがないとも限らないからです。

自分の子の自転車の運転マナーさえ信用できないご時世です。

ところで、私は毎朝自転車を使って通勤しているのですが、途中で地下道を通って線路を渡らなければならないところがあります。その地下道は、自転車を押して上り下りするように、中央が坂道でその両側が階段になっているのです。
今日、そこを自転車を押して下り、地下で線路部分を渡り、また自転車を押して反対側に上ろうとしたところ、前に若い女の人が自転車を押して上っていました。
その女の人の進み方が、異様に遅いのです。
どうしたのかなあ、お年寄りでもないから、自転車を押す力が無いわけでもなさそうだけど・・・と思ううち、すぐ追いついてしまい、後ろにぴったりとついて登って行くことになりました。
通勤に余裕の時間をとっていないので、そんなに亀のように遅く進んでいたのでは遅刻してしまいそうです。かといって、狭いので抜かすことはできません。

しかし、前の女の人の歩みは遅いまま延々と続き、そして、ついに止まってしまいました。

ええっ?どうしちゃったの?

そこで、初めて気がついたのですが、その女の人は長い髪の毛に隠れた左耳にケイタイを当てていて、右手だけで自転車を押しながら上っていたのであり、それでは確かに力が入らないはずです。
そして、そのうちにそのまま立ち止まってケイタイに熱中していたのでした。

その人の話し声は聞こえなかったので、ノロノロ進んでいたときは相手を呼び出し中だったのかも知れず、または留守電を聞いていたのかもしれず、あるいは相手の話を聞きつつ小さい声で返事をしていたのかも知れません。

そうと判れば猶予はいりません。

すみませんっ! 早く進んでくださいっ!!!

私は、怖いおばさんになりましたよ。

女はびびって、ケイタイを耳からはずすと普通の歩調になって上っていきましたが、振り向きもせず、すみませんの一言もありませんでした。

いったい、何を考えているんだろうね。

その地下道は、けっこう人の往来があるので、立ち止まる人なんか普通いないんですけどね。

自転車を走らせていて、横道からひょいと出てきた車を交わして、ふと見ると、ケイタイ片手に運転しているひとなんかも、よくいます。
それは、確か禁止されていますよね。
絶対、神経がケイタイに向っていて、その分他のことには注意力散漫になってしまいますから、とても危険です。

とにかく、路上の「ながらケイタイ」は絶対によくありません。

コメント