コロナになってからは、隔離生活を続け、在宅勤務を続けている。
昨日は、なんか色々と忙しくて、全然仕事がはかどらなかった。
そもそも、その前日も仕事がはかどらなかったから、その分を早朝にやろうとしていたのだが、それもなかなかはかどらず、出勤時刻の9時を過ぎても終わらない。
10時過ぎに、保健所の方から体調のヒアリングの電話がかかってくる。これで体温や酸素飽和度などを伝え、その他気になる体調などを相談することができる。
これは、とてもありがたいことだと思わねばならないが、数分の時間が取られることは確かだ。
その後、玄関のチャイムがなり、東京都から支援物資・療養期間中の食料ダンボール3箱が届いた。これは、中に運び入れるにはかなりの重さで重労働である。
これが原因で、ぎっくり腰になったと言う人もいるので、気を付けなければならない。
夫は老人で腰が悪いので、私が運ぶ。
コロナが重病だったらこんなものは到底運べないだろうが、全く体力の消耗していない身なので一気に運び込む。
こんなものを外に出したままにしておいては、コロナに感染したことが近所に丸バレになってしまうだろう。しかし、かかったことのない人にはわからない物でもある。
開けて見ると大量の食糧に感激。まるで何かの懸賞があたったかのようだ。コロナ当選率1%に当たってしまったという感じ。あるいは、これは「コロナ見舞い」だろう。
それともこれ以上世間に感染を広げないための「協力品」というところだろうか。
これあげるから家の中でおとなしくしていてね。外に出てウイルスをまき散らさないでね、ってところだろう。
色々なメーカーの食料品は、東京都が購入しているとなると、そのメーカーの売り上げも多いだろうし、宣伝にもなりそうだ。それともメーカーが協力支援してくれているのかもしれない。
保存食やレトルト食品・飲料などはコロナ禍でも売り上げは下がっていないし、さらに上がっているのかもしれないが、一方で外食産業は蔓防で営業できず気の毒だなあと思う。運送業は大繁盛。
コロナ禍で、収益を上げる業種と下げる業種の2極化が進んでいるんだろうなとつくづく感じる。
いずれにしても、こんな大量の食糧をいただき、感謝感激である。
・・・
11時頃 スマホに厚労省の管理支援システムからメールが届き、ここでまた体温や体調などについてのアンケートに答える。
この時点で、「やばい、まだ全然仕事が進んでいない・・・」
朝飯前にやろうとした仕事が、午前中に終わりそうもなく、とにかくこれを終わらせてから昼休みにしようと思う。
必死に仕事を進めるが、結局13時50分にやっと一つの仕事が終了。
いよいよ昼ご飯にしよう。
以前から家にあったスパゲッティーを茹で、レトルトのボロネーゼとカニクリームソースを温め始める。(自宅にあるレトルトのパスタソースはこれが在庫の最後だった。)
スパゲッティーの茹で時間タイマーが鳴ったと同時に、スマホに電話がきた。
な、なんと午後の健康調査だそうだ。午後の体温はまだ計ってない。厚生省のアンケートに記入するため11時過ぎに計ったのが最後だ。てか、それからまだ3時間くらいしか経ってないし・・・。
夫がスパゲッティの鍋の所に行ったのが見えたので、私が体調調査に答えている間に、ざるにあげてくれたのかと思っていたら、タイマーの音には気づかずかき混ぜていただけらしい。
その夫にもスマホで体調のヒアリング電話がかかってきた。
私がパスタを鍋からあげ、やっと昼ご飯を用意。
・・・
ご飯をようやく食べたころ、また玄関にチャイム。
「先ほどの荷物です」などと言うので、何かと思えば、また東京都からの大量食糧段ボール箱3箱だった。
これをまた私が、ぎっくり腰にならぬよう家の中に運び入れるが、狭小住宅ゆえ置き場所がない。
ダンボールがあるので、私が食卓に着くとその後ろを歩けない。
ドアのそばに置くと、内開きのドアが開かず、部屋の外に出られない。
サイドボードの前に置くと、引き出しが開かない。
これらの食料を早く食べてしまわないと大変だ。こんなのメルカリで売る人が出そうだな。
いただいておいてこんなことを言ってはバチがあたりそうだが、これが家族3人や4人感染したなんてことになったら、もう家の中が倉庫のようになり身動きができなくなるだろう。
午後に送られてきたほうは中身も見ないで積み上げておくことにした。
(後日あらためて、中身のお写真を紹介しようと思います。忙しくて写真も撮っていません。)
・・・
大変だ、仕事をせねば~~~
少し仕事をしたかもしれない。
すると、またスマホに電話がかかってきた。
今度は都のフォローアップセンターで、一通りの状況や飲んでいる薬などを知らせてくれとのこと。
実は、昨日に至るまで、どこから何がかかってきているのかもよくわからずに応答していた。
そして、飲んでいる薬などは何度も同じことを話しているのである。
朝の10時から3時の間に、3回も健康状態を伝えているのに、さらにまた改めて症状確認や処方薬などを連絡しなければならぬとのこと。
自分がコロナになんかにかかるから悪いのだし、こんなに手厚くお世話をしてくれるのはありがたいことだが、それにしても毎回毎回同じことを繰り返し伝えなくてはならないのは、調査をする側に、こちらの記録が記載されたパソコン画面などは共有されていないようなのである。
そこでやっとわかったことだが、聴き取り調査やメールアンケートは、自治体と東京都と厚労省の3種類があり、そのそれぞれから確認作業があるということである。だからこんなに重複しているらしい。
また、自治体と都は情報が共有されていないわけではないようだ。
なので、この時の電話での返答は以前答えたのと同じということで、省略させてもらい、仕事に戻った。
もうここで4時近くになっている。
4時過ぎ、またもや玄関ピンポン。
そうだ、ネットスーパーで野菜・果物・精肉・冷蔵品などを頼んだのだった。
いずれもインターホンで外に置いててと言うと、最近は心得たものと迅速に置いていく。
ネットスーパーはカード払いだから現金を渡す必要もない。便利なものだ。
5000円以上買うと送料が無料になるので6000円くらい買った。入会金も不要。
外に出てみるとダンボールではなく、普通に買い物をしたようにレジ袋が5個くらい並んでいた。
今度から宅配ボックスを用意しよう。
これは、健康な時でも米や醤油など重いものを頼むときに利用すると便利である。
夫は、ひさびさの温州ミカンにご満悦だった。
私は魚が食べたいが、今回は注文してなかった。納豆も頼み忘れたな。
・・・
食品を冷蔵庫にしまったりしているうちに、なんと定時退勤時刻になり、残業にならないようにとりあえず退勤打刻をする。
仕事は全然進んでいないので、さらに続きをやる。
とりあえず1時間くらい余計に仕事をし、これだけやれば不足分も補ったかなと思う。
本当に、どんだけ中断したことだか。
ここに書いたのは自分のことだけであり、この間に、夫にかかってきた電話の応答などが全部聴こえてくるため、その間も気を取られて仕事に集中できない。
昨日は、夫が咳止めをどうやって手に入れたらよいかなど問い合わせていたため、それでもかなりの時間気を取られて仕事に集中できなかった。
夫がスマホでクリニックや薬局に連絡している最中に、夫宛てに保健所やフォローアップセンターから電話がかかってきて、夫がスマホにでないので固定電話にかかってくるから、それを私が取ったりしなければならない。
もう1日中、何をやってるんだからわからない。
やってもやっても、物事が全然進まない夢っていうのを、時々見ることがあるのだが、これは夢ではなく現実だ。
昨日は特に忙しかったのだけど、今日は私の仕事は元々休みで、荷物も届かないから、今日はらくちんである。
しかし、・・・
あっ、もう昼過過ぎてる!