山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

悲しい建物

2005-12-04 15:22:36 | 未分類過去
今問題になっている欠陥住宅を買ってしまった人たちは、大変な年末を過ごしているようです。そのマンション内がテレビで放映されていましたが、100㎡以上もあり、内装はきれいで、ただひとつの問題が鉄筋が少ないことだとのことでした。最も重要な鉄筋に手を抜いたがために、結局は問題のない壁や床その他の様々な材料や物品が無駄になるわけで、建設労力などもすべて水の泡となってしまったのでした。
なんという、ひどい話でしょうか!!
うちも無理してマンションなんか買っていたら、そんなことに巻き込まれていた可能性もありました。

うちは今年はボーナスがありません。おそらく一生無いかもしれません。昨年のボーナスが最後のボーナスだったんだと今になって改めて思います。(8・25「夫の失業」
夫がリストラされたのは、直接の原因は夫の会社のビルが解体されることになったからです。そのビルでの営業は繁盛していたのですが、そのビルが解体されることによって、そこで扱っていたたくさんのお客様を相手にした営業ができなくなり、社員もいらなくなりました。夫の会社はその建物を借りて営業していたのであり、その建築主等は今問題になっている一連の会社とは関係ありませんが、そう古くもない高層ビルを完全にとり壊して建て直すことになったのは、何か構造上の問題でもあったのかなあなどとも思います。

昨年のボーナスは何に使ってしまったのかわかりません。ボーナスが出ないのは辛いです。冬物のコートやブーツなどはそこから出していたのですが、今年からはできません。
また、上の子のアパートにパソコンを設置するために、かなりのお金がかかりました。
パソコンとプリンターを買って、光ケーブルに毎月6700円くらいかかるようです。一緒に住める広い家があれば光ケーブルの費用はかからなかったはずです。あと、ガスファンヒーターと電気カーペットも買いました。エアコンがあるのですが、足元が暖まらないし、電気代がかかるからです。ボーナスなしで20万もの出費はかなりきついです。

しかし、欠陥マンションのローンに何十万もボーナスが消えてなくなってしまう人の空しさに比べたらずっといいでしょう。

以前にも書いたのですが、うちが住んでいる公営住宅は建てかえの時期に来ているということで、具体的予定はないものの、空き家が10件以上あります。そんなところに欠陥住宅を買わされた人にただ同然の金額で住んでもらってもいいのではないかと思ったのですが、あまりの古さ・きたなさ・狭さでとても耐えられるものではないだろうなと思いました。

それに、うちの天井には南から北に向って二つの部屋の端から端まで一本のひびが走っています。よく見るとその部屋と部屋の間の梁にもそのひびが下に向って進出しています。ひびの隙間は少しずつ広がってきているようにも思えます。地震が来たらこのひびの部分で建物が真っ二つに割れるのではないかと不安になり、何年か前に管理局のほうに電話したことがあるのですが、縦の柱にひびがはいっているのでなければ水平部分のひびは問題はないとのことでした。
ほんとうかなあとまだちょっと不安です。

それでも、立ち退き命令なんかが出ないのですからヒューザーが売った欠陥マンションよりは安全なのかなあと思います。
なんとなくこっちのほうも危険なような気がしますが、もし危険だったにしても自分のお金を出して買った家ではないので、しかたないと思います。


日曜の訪問者

2005-12-04 13:39:26 | 未分類過去
午前中、私からは宗教法人としか思えないのですが、ある社団法人である団体の会員の主婦たちが3人つれだってやってきました。12月の某日に何とかの記念の会があるため、ぜひ参加しませんかというお誘いでした。その日は平日であり、仕事以外の時間であっても、そこに出かけていくと生活リズムがくずれてしまい、仕事にさしさわりそうなので、お断りしたのですが、それでも気が向いたら是非きてくださいとカードを渡していかれました。

実はその記念日には以前2回くらい参加したことがあるのですが、そこの会の○○長というような上の方の大昔の思い出話を聞かされたという記憶しかありません。
そして、今日の人たちの話では、以前参加した人のことは、その上の方がよく覚えていらっしゃるそうで、その方は、たまに参加する人に対して、こまめに声をかけて下さるのだとのことです。先日の別の集まりでは久しぶりに来た人を呼び止めて握手までされていて、羨ましくて自分もあやかりたかったということでした。

それは教祖様かスターのようではないでしょうか?そんなことを聞いたらますます行く気がなくなってしまいます。その人たちにはありがたいことかもしれませんが、私はそのような人から声なんかかけられたくないし、握手なんかもしたくはないのです。
その人たちは、毎日のように集まったり家々を訪問したりしているようですが、日曜の朝までもずいぶん暇で熱心な人たちだなあと思ってしまいました。

次の訪問者はきれいな女性でした。最初20代かと思ったのですが、よくよく見るとあまり私とは変わらない年齢のようでした。その人は、市場調査をする会社の仕事でアンケートをとって歩いているのですが、それがなかなかはかどらないとのことでした。
うちにも、高校生のこども宛てにあらかじめ郵便が来ていて、会社の概要・調査の趣旨・目的・個人情報保護などについての説明書きがあり、その後訪問する旨が書かれてあったのですが、子どもは不在勝ちで、その郵便のことも意識からは消えていたようでした。
そして、数日前、その人が訪問してきたときに夫が出ると、「今日、怪しい人間がきたぞ、もう一回きて、商品券をくれるとか言ってたが、あんなものには絶対に引っかかるなよ」などと子どもに言っていたようです。
今日、私が出てその人の話をきくと、全然怪しいものではなく、純然たる消費者の意識調査であって、テレビのCM効果などを判断するために調査をしているのでした。

あの、国勢調査の用紙を回収するだけでも担当者は大変だったということがありますから、このような仕事はもっと大変なわけです。主婦が空いた時間を利用して気軽に副収入が得られると思い、請け負ったところ、とんでもないことになったと言う感じでした。その人は高校生のお子さんがいらっしゃるので、自分のお子さんと同年代の子と対面してアンケートをとるのは、楽しいことだくらいに思ったのではないでしょうか。
しかし、高校生は留守勝ちで在宅している子などいないし、またこのご時世で妙に警戒心が強かったりして、その仕事は明らかにスムーズには進んでいないようでした。お気の毒です。