古い家は10月中に引き払うということで、本当のお別れが迫っています。
というか、10月は今日までですので、本当は今日でおしまいです。
でも、まだ明日も休日なので、最後の最後、明日行って鍵を返却しようと思います。
最後に、バルサンを炊いてネズミの薬をまいてくる決まりになっています。
そうすると、もう本当に家の中には入れません。
1982年春から27年半暮らした家です。ここで子供が2人生まれて巣立っていきました。
子供たちは、もう自分たちが生まれ育った家が存在しなくなるので、実家とは言っても、この新しい家のほうは、一緒に暮らした経験というものがなく、ちょっと淋しいだろうなと思います。
引越しはしても、まだ出入りできた間は、古い家と別れる実感がなかったのですが、いよいよ出入りもできなくなると、そっちの地域に出かけることもなくなるだろうし、そのうち取り壊されてしまうのはさびしいなあと思います。
今日は、最後のお掃除に行って来ました。
どうしてこんなに汚いのか、本当に不思議です。ろくに掃除もしないで暮らしていたので、ほこりがたまっていたのはわかりますが、本当にこんなに汚いところに暮らしていたのかと思うばかりです。
もう箒と雑巾だけしかないのですが、掃いても掃いても綿ボコリや砂みたいなゴミが出てきて切りがありません。畳の上なんて全く座れる状況ではありません。
事実、引越し直後で、家具を移動しガラクタが残っていたときは、土足で歩くしかないときもありました。
掃除をしたあとも、裸足では無理で、スリッパを履かないと歩けません。
長年、物が置いてあったところの壁は真っ黒なカビになっています。
それから、ふすまや台所の戸棚、物置のドアなど、うちの場合、ことごとくはずしてあります。捨ててしまったものもあります。狭いので、戸があると不便だったのです。
はずして片隅においてあったものや、家具の後にあったふすまは、紙もボロボロになりカビだらけだったりするので、元の場所には戻せません。だから、部屋のしきりもなくなり、だだっ広くなっています。
何にもないとこんなに広々しているのかと思いますが、住んでいるときには、本当に身動きできないほど狭かったです。狭いから掃除もできなかったなと思います。
もう、誰かが次に住むわけでもないので、今さら掃除なんかしたってしかたがありませんが、せめて家に長年の感謝を込めて、少しだけでもきれいにしたいと思い、雑巾がけなどしてきました。
古い家からも富士山が見えたので見えるかなと思いましたが、今日は空が澄んでいないので見えませんでした。
明日はどうでしょうか?
もう、あの家のベランダからの景色を見ることもありません。
今度、建て直しされて、新しい住宅ができたら、同じような景色の見える建物にはなるんでしょうね。
ガスはすでに止めてありましたが、水道と電気を今日で終了しました。
そして、残っている掃除道具などを持ち帰りました。
あとは、庭に鉢などがあるので、植物とともに明日持ち帰ろうと思います。
本当に、ひとつの時代が終わったな・・・。
夫も子どもたちも用事があるので、私ひとりの家とのお別れ儀式でした。
というか、10月は今日までですので、本当は今日でおしまいです。
でも、まだ明日も休日なので、最後の最後、明日行って鍵を返却しようと思います。
最後に、バルサンを炊いてネズミの薬をまいてくる決まりになっています。
そうすると、もう本当に家の中には入れません。
1982年春から27年半暮らした家です。ここで子供が2人生まれて巣立っていきました。
子供たちは、もう自分たちが生まれ育った家が存在しなくなるので、実家とは言っても、この新しい家のほうは、一緒に暮らした経験というものがなく、ちょっと淋しいだろうなと思います。
引越しはしても、まだ出入りできた間は、古い家と別れる実感がなかったのですが、いよいよ出入りもできなくなると、そっちの地域に出かけることもなくなるだろうし、そのうち取り壊されてしまうのはさびしいなあと思います。
今日は、最後のお掃除に行って来ました。
どうしてこんなに汚いのか、本当に不思議です。ろくに掃除もしないで暮らしていたので、ほこりがたまっていたのはわかりますが、本当にこんなに汚いところに暮らしていたのかと思うばかりです。
もう箒と雑巾だけしかないのですが、掃いても掃いても綿ボコリや砂みたいなゴミが出てきて切りがありません。畳の上なんて全く座れる状況ではありません。
事実、引越し直後で、家具を移動しガラクタが残っていたときは、土足で歩くしかないときもありました。
掃除をしたあとも、裸足では無理で、スリッパを履かないと歩けません。
長年、物が置いてあったところの壁は真っ黒なカビになっています。
それから、ふすまや台所の戸棚、物置のドアなど、うちの場合、ことごとくはずしてあります。捨ててしまったものもあります。狭いので、戸があると不便だったのです。
はずして片隅においてあったものや、家具の後にあったふすまは、紙もボロボロになりカビだらけだったりするので、元の場所には戻せません。だから、部屋のしきりもなくなり、だだっ広くなっています。
何にもないとこんなに広々しているのかと思いますが、住んでいるときには、本当に身動きできないほど狭かったです。狭いから掃除もできなかったなと思います。
もう、誰かが次に住むわけでもないので、今さら掃除なんかしたってしかたがありませんが、せめて家に長年の感謝を込めて、少しだけでもきれいにしたいと思い、雑巾がけなどしてきました。
古い家からも富士山が見えたので見えるかなと思いましたが、今日は空が澄んでいないので見えませんでした。
明日はどうでしょうか?
もう、あの家のベランダからの景色を見ることもありません。
今度、建て直しされて、新しい住宅ができたら、同じような景色の見える建物にはなるんでしょうね。
ガスはすでに止めてありましたが、水道と電気を今日で終了しました。
そして、残っている掃除道具などを持ち帰りました。
あとは、庭に鉢などがあるので、植物とともに明日持ち帰ろうと思います。
本当に、ひとつの時代が終わったな・・・。
夫も子どもたちも用事があるので、私ひとりの家とのお別れ儀式でした。