年末年始に、母が一人暮らししている実家に帰りたいので、個人的にPCR検査を受けようと考えていた。
それで、ネットでどこの会社に申し込もうかと色々調べていた。
単発で受ける場合は、だいたい1万円超くらいで受けられそうである。
10回セットなど、定期的に受けたい場合は、1回あたり8000円とかになるものもある。しかしその場合は、その10倍の金額が必要ということだ。
それも、あくまでも1個人についてセットが組めるわけなので、例えば10回セットを申し込み、5人家族で1回にまとめて5人分の検査をするというようなことはできないらしい。
うちの場合は、単発で私1人か、あとは夫もか、ということだが、夫は私の実家に行く気はないらしいので、検査も不要のようである。
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検査の手順は、ネットで申し込みをすると検査キットが送られてくる。唾液を採取して容器に入れて送り返すと、すぐに検査してくれて結果がでるそうである。そしてその結果は、インターネットサイト上で、パスワードや登録番号などを記入すると表示されるようになているようだ。
料金はクレジットカード引き落としとなる。
見れば、まったく通販会社と同じで、PCR検査をカートに入れておいて、カード決済をするというふうになっているようだった。
例えば、検査キットを送り返した場合、29日の午前までに到着したものは、その日のうちに検査され翌日には結果が伝えられるが、それを越えた場合は、1月5日になる、というような決まりなのだった。
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ここで、それでは、何日に採取して何日に送り返せば、年内ギリギリに結果を知ることができるだろうか?ということが問題になる。
28日に到着するようにするには、土日を挟んで25日ころには採取した唾液を送る必要があるだろう。
ところで、その場合、26日以降に、新たに感染する可能性もあり、あまり意味がなさそうだ。
そう考えると、いつPCR検査をしようと、その直後に感染する可能性が無いとは言えないので、あまり意味がないのではないか?ということに気づいたのだった。
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政府などはPCR検査をやたらと増やさないのはそういうこともあるようだ。PCR検査を症状もない多くの国民に増やしたところで、毎日検査をするなどしなければ意味がない。
検査で陰性だからって、それはその唾液を採取した時点でのことでしかないわけだ。
また、検査の結果が100%正しいわけでもなく、偽陽性や偽陰性が発生するのだそうだ。
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このネット通販的PCR検査の場合、1回あたり約1万円あまりをカード引き落としで決済されるわけだが、その結果がネット上に「陰性」などと表示されて終わりということになるのであろう。
本当に検査したのかな?なんて思ってしまうではないか。
検査をしないのに、全員陰性としてしまってもわかりゃしない。疑うわけではないが、本当に証拠がない。知っている病院でもないし、聞いたこともないところがやっていたりするわけだ。
PCR詐欺なんかも発生しないとも限らない。コロナ便乗悪徳商法とか生まれないとも限らない世界になってきているような気がする。
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そもそも、私のように、外食もせず映画館などにも行かないで、在宅ワークをし、たまに徒歩通勤して、もぬけの殻のような会社に行って働いているような人間が感染するんだろうか?
可能性としては、食事中などに夫から感染させられるくらいしか濃厚接触の場はなさそうだ。
あとは、スーパーで買い物をしたり、エレベーターのボタンやドアノブやお金を介して感染させられるんだろうか。
それだったら、会食を頻繁にしたり旅行なんかに行っている人がとっくに感染しているであろう。
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そういうわけで、個人的に有料でPCR検査を受けるというのは、ちょっと消極的気分になってきた。
申し込むなら来週初めにもしないと、年内は間に合わなくなりそうだけど、ちょっと躊躇している。