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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

引っ越し先は
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意外な思い込み

2025-06-07 01:00:09 | グーブログ

小学校の頃の担任の先生を思い浮かべると、6年の時の担任の先生は、消極的な性格の私に対して、もっと自信を持って積極的になるようにとひっぱりあげてくれた先生だった。

その恩は忘れない。それで、今自分は小学校6年の時の成績は良かったんだと思い込んでいた。
自分の記憶では、誰よりも早く算数の難しい問題が解けたし、ローマ字もすらすらと読めたと思っている。
それに、学力テストもクラスで1番の得点だったと思っていたのだ。

一方、小学校3年のときの担任の先生は、私に対して何かと邪険な扱いをしていたと感じていた。
学芸会で何の役もやらせてくれなかった。
また。このクラスで〇〇高校に行くのは誰と誰と誰で、△△高校に行くのは…という風に、その当時の成績をもとに、大きくなったら入れるであろう高校を予測して言ったりしたのだが、その中に私の名は出てこなかったのだ。
つまり、程度の高い高校から低い高校まで順番にクラスの子の名を挙げていくのだが、そこに最後まで私の名がなかったのは、私が高校にも入れないような子だというのか?完全存在を無視しているのだろうと思い悲しかった。

そんなだから、小6の時の私の通信簿の成績は良く、小3の時の成績は悪かったのだろうと思っていた。

で、先日たまたま実家に帰ったときに、小学校の時の通知表があったので、見てみた。

まず小6の時のを見た。私は小学校までは優秀だったんだよなあと思いつつ・・・。

ところが、あれっ?普通ばっかりじゃないか。
当時の通知表は、1つの科目が5個くらいの評価項目に分かれているわけなんだけど、「よい」が1個くらいあってもあとは「ふつう」が多く、「大変良い」なんてのはほとんどないのだった。

唯一全部大変良いがついていたのは音楽で、音楽は担任ではなく音楽の先生であった。

なんだ、担任の先生が「あなたは本当は有能なのだから、もっと自信を持つように」と引っ張り上げてくれて、「自分は思ったより優秀なんだ」なんて思ったのだけど、それこそ錯覚だったのではないか?

そうして、驚いたのは小3の私を全然認めてくれなかった担任の先生のときの通信簿なのだが、なんと大部分が良いと大変良いで、普通も努力したいもないのである。すごい高評価なのだ。

まあ、低学年だから勉強も落ちこぼれるということはないような年齢だけど、それにしても、私を虐げていたあの担任がこんなによい成績を付けてくれていたとはびっくり仰天なのであった。

・・・

また、新卒で初めて会社に入ってからのことだが、同じ係に新人女性社員は2人だった。日ごろの上司や先輩の言動や態度から、どうしても私以外のもう1人のほうが高評価されていると感じていた。
ところが、ボーナスの査定が私のほうが良かったことが判明。
当時は労働組合がボーナスの額を個々に全員報告させていて、ちゃんと会社がボーナスを組合の要求通りに支給したかどうかを計算していたのである。その時にたまたま同期の子のボーナス額が見えてしまい、私のほうが多かったのだ。

これは意外なものだ。

心象と本当の評価ってのは一致しないものだなと思った。

 

 

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (オールドレディー)
2025-06-08 08:58:23
私も新しいブログを始めました。ブログのなまえは「bababa84のblog」です。
もう貴女の新しいブログにコメントも「いいね」も入れられませんが、ブログは毎日読ませていただいてます。長いお付き合いをありがとうございました。どうぞお元気でお過ごしください。
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Unknown (飛鳥)
2025-06-08 21:15:18
>オールドレディー さんへ
>私も新しいブログを始めました。ブログのなまえは「bababa84のblog」です... への返信
オールドレディーさん、コメントありがとうございます。ライブドアの新しいブログも引き続き読ませていただきますので、今後ともよろしく願いします。
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