山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

家間違い

2005-12-22 20:30:43 | 未分類過去
調子にのって、さらにミスについて書きます。

昨日、家に帰ってきたら、ガス屋さんから、ガス器具の安全点検にまいりましたが留守だったので、都合のいい日をお知らせくださいという連絡票とガスに関する冊子が玄関の新聞受けに入っていました。

あれっ、おかしいなあ。このあいだ来たんじゃなかった?
と思い、探すと、同じ冊子がありましたが、点検のチェックのついた紙はとうにどっかに捨ててしまったようでした。(この日のことについては12/9のブログに書いてあります)

それで、ガス屋に電話をしました。
「10日くらい前に済ませたようなんですが、その点検とはまた違うものなんでしょうか?」ときくと、
「お調べしますので、お客様番号をお知らせください」とのこと。
不在通知に書いてあるお客様番号をつたえると、個人情報保護のため名前と住所を言ってくださいとのことでした。
で、それを伝えると、「住所はあっていますが名前がちがっています」とのこと。
あれっ、名義は確かに夫のはずで私ではないし、死んだおばあちゃんであるはずはないし、「確かに夫の名義になっていますよ」というと、
「お客様番号は正確ですか?」と来ました。
「さあ、そちらが連絡票に書いてあるのを読んでるだけですからねえ、これが違ってたら違うんでしょうねえ」などとバカな答えになってしまいます。
うちの正しいお客様番号とやらは、ガスの使用量通知票などを調べれば分かるんでしょうが、銀行振り込みなので、そんなものは見もしないで捨ててしまうのです。
番号が分からなければ調べようがないんでしょうか? まるで、らちがあきません。

どうなってるの?

ふと見ると、連絡票に書いてある部屋番号が違います。全然ちがいます。
そして、さらに、○○様という宛名が違うではありませんか!
「あっ、これは○号室の○○さん宛てになっていますね。うちじゃありません。」
「じゃあ、やはりうちはもう済ませているし、これは○○さんに入れるはずの物だったんですね。」ということが判明しました。

思うに、それが判明するまでの間、ガス屋さんではコンピュータ画面に○○さんの名前と部屋番号が出ていたはずです。しかし、個人情報の何とかで、そうなっているとはいえないんでしょう。だから、ぜんぜん話が進まなくて、こっちがいろいろな推理を働かせて解明しなければならないんです。

まあ、私が宛名部分を見ていなかったというのも悪いんでしょうが、そもそも自分の家の玄関に差し込まれていたら、当然自分の家宛だと思うから、ふつうそんなところは確認しないのではないでしょうか。

それにしても、その間違った家とうちとは、名前は全然違うし、部屋番号も似ていないし、階も場所も何も似通った部分がないのです。同じ棟ではあるので、部屋番号以外の住所は同じですが、そんな家は何十件もあります。どうしていちいち別のブロックの上層階にあるうちまで上がってきたのか、皆目わかりません。

でも、何か理由があって、勘違いしたんでしょうね。

ガス屋さんは、前回うちに突然来たときも、あらかじめ点検日のおしらせの紙を配布し、通知済みだったと言っていたらしいです。しかし、うちはそんなものは見た記憶がありません。
今回の間違いで、前回うちに入れるべき通知の紙も他の家に入れたんじゃないかと思いました。


コメント

機械のミス

2005-12-22 13:35:17 | 未分類過去
人間の入力ミスはよくあるんですが、機械のミスはあり得ないとスーパーで言われていました。自分が発注した内容と入荷された商品の内容が一致しない場合は、出荷商品を積み込む人間が間違ったか、自分の発注入力が間違っていたかのどちらかなのだそうで、端末が勝手に入力してもいないものを送ったり変更したりしてしまうことなどはないとのことです。

ところが、あるとき、自分が発注していないものが届いたり、発注したはずのものが届かなかったり、わけのわからないことが起こりました。

私はパンの担当だったのですが、パンの製造工場はよく他店に持っていくものを間違えて持ってきたりするので、またパン屋が間違えたのだろうと思ったりしたのです。
でも、その場合は納品伝票と内容が違っているのですぐわかりますが、伝票とは一致しているので、自分が入力を間違えたのだろうと思いました。
端末機で入力・送信した番号と数値が、そのまま伝票に商品名と個数になって印字されるからです。

しかし、そのうち、パン屋ではないスーパーの大元の配送センターから来る和菓子なども大量に来たりして、しかも、もともとゼロで入力設定されていて、バーコード部分が再入力できない、こちらではいじりようもない物まで、伝票に発注数が記入され入荷されてきたのです。

これはいったいどうなっているのか、この商品は売るのかどうするのか、と仕事中に配送センターに問い合わせていると、他の売り場の担当者は、「伝票にのってるってことは本人が注文したのよ。それを先方のせいにして大騒ぎしているみたい」「自分で間違ったんだから売るに決まってるでしょ!電話なんかかけてんじゃないよ!」と言う感じで、冷たい態度を取る人もいました。
センターでは、「あり得ない現象ですが、確かにそれは大型店でしか売らないはずの商品ですね。何かの間違いです。後ほど引き取りに行きます」とのことでした。

駅から遠いその小さなスーパーのパンと生菓子は売れ行きが悪くて大変でした。
手づくりのおいしい焼きたてパンを売っている店や高級菓子の専門店が近隣にいくつもあるので、消費者はどうしても質のいいほうにいってしまうのです。
大量生産の安いパンや生菓子を買う人でも、駅前の大型スーパーのほうが、種類が豊富で商品の回転が速いので、そっちで買います。
それで、その店では、なるべく売れ残らないように、しかも少なすぎないように考えて発注していたので、自分の設定と違う状況で入荷されると、値引きや廃棄処分で損失が出るのは目に見えていました。
だから、他の売り場よりも発注数には敏感だったので、2~3日もそんなことが続き、1人でばたばたして大騒ぎしていたのでした。

どうしても機械がおかしいんじゃないか?と首をかしげている私に、店長までも「間違えるのは人間で機械は間違わないんだよ」と真に受けてくれない状況でした。

それが、すこし後にずれて、他の売り場も、発注したものと入荷されるものが一致しないとさわぎはじめました。
人というのは、自分の身に振りかかって初めて真剣になるものですね。
センターの方でも、いろいろな店から問い合わせがやってきて、真剣に調べた結果、オンライン化されている絶対に間違わないというコンピュータが原因不明の狂いを起こしていたことが発覚したのでした。

これも、元々は人間の設定ミスか調整ミスかもしれませんが、なんでも「絶対」なんてことはないのですよね。

コメント

誤入力の恐ろしさ

2005-12-22 01:29:35 | 未分類過去
株のことは分からないのですが、61万円の株1株を、間違えて1円の株61万株も売ってしまったということで、それが単なる入力ミスだったわけですね。
そこで、そのとき1円で買ったとしても、もともとその会社の株は1株61万円したわけだから、それはそのままの計算で価値を持つことになり、さらに株価が変動して上がったから1株90万を超える値段となった。
物品と違って、時間の移行で価値が常に変動していくものだから、その間違いの売り買いの影響も受けて変化したものを、なしにすることはできない。
だから、過去にもどって「なかったことに」などということはできないのでしょう。

これが、物品であれば、間違いでした、在庫はありません、ということで、お詫びすればなんとかなりそうです。在庫がなかったからといって、代わりに現金を渡すことなどはありえないことですね。
まあ、株を物品の売り買いと比較すること自体不適切なのでしょう。

しかし、ネット販売などでも、電化製品を売るときに、値段の桁を間違えたりして、結局表示どおりに格安で売る羽目になったりすることがあるようです。
その値段は間違いだったなどということが、頻繁にあるようでは、まるで信用ができなくなり、売買契約がなりたたなくなりますから、こうなったら「間違い」を「本当」にするしかないわけです。

機械とは、取り返しのつかない恐ろしいものです。

その1円61万株の入力をしてしまった人は、今頃どうなっているんでしょう?
お気の毒です。

私も機械入力の間違いで、大変なことになりそうになったことがあります。
スーパーで、パン類の注文を入力していたんですが、表の中のバーコードを一段間違えてしまったのです。
私が入力したつもりの品は1単位が3個だったので、3と入れれば9個くるのです。
ところが、その下の欄の間違って入力された品物は1単位が10だったんです。
それで、数は30来ちゃうんです。
その品物というのが、「あんこ」でした。
パンは普通100円くらいですが、この袋入り練りあんは400円以上するのです。
こんなもの買う人はいません。いつも注文なんかしないものです。

その誤発注に全然気づかず、翌日店に行くと、問屋から電話が来ていました。
申し訳ないが在庫が10個しかなかったので、とりあえずそれだけ送ったが、不足分は翌日でもいいかというのです。
あっ、もういりません!ということで、何とか10で収まりました。
できればこれも、返品したいくらいですが、それはできません。
あーでも在庫が足りないのはラッキーだった!

正月や彼岸でもあんこなんかそうたくさんは売れません。
そのあんこ、ずっとパン売り場に並べていて、私が2個くらいひそかに買って帰りましたが、だんだん賞味期限が近づいてきても売れず、10%引き、50%引きになり、最後どうなったか?1~2個、廃棄にはなったかもしれません。
もし、30個来ていたらどうなっていたでしょうか?
今、考えても恐ろしいです。

最初は自分がそんなミスを犯すとは全然思いませんでした。台帳の左端に商品名、右端にバーコードがあって、自分の手が上下にずれるとは思わなかったのです。
発注後の控えで番号確認する暇はないので、入力時に気をつけるしかありません。

このようなミスが起こりやすいということを、社内で教育されることはなく、自分の失敗で初めて気づきました。

今の会社では、重要書類の持ち出しがバーコードになっています。私のバーコードの上が社長のバーコードで、間違えて社長が持ち出したことにしてしまったことがあります。
すぐ訂正したので良かったですが、ひやひやです。

重要書類をFAXで送るときなども、他社に送ってしまったりなどしたら恐ろしいですね。
送り先を何度も確認しなければいけません。

社内メールで、特定の人からの個人的なお誘いの返事を社員全員に送信してしまった人がいて、あせって削除してくださいと送られてきたことがありました。私もやりそうです。

留守電も恐ろしいです。
たまに知らない人から留守電が入っていたりして、どうやら、別の人にかけたつもりらしいですけど、どうにもなりません。
自分もそんなことしそうな気がして、留守電も嫌いです。

情報を受け取る相手が人間なら、その場で変だと思って、本当にそれでいいのか?と確認してくれることが多いと思います。
昔のように書類に手書きでも間違いは少ないです。
機械入力はその点、言葉が記号や番号になっていて確認しにくいし、取り返しのつかないことが多く、怖いですね。

ミスは人間には誰にもあるものだから、簡単な入力ミスで1人の人間が負えないような大きな損害が出ないよう、ミスに対する意識教育や、それを補うシステムが必要だと思います。


コメント