ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

07/01/28 TVで勘三郎、そして吉右衛門

2007-01-29 23:59:46 | テレビ

1/26(金)NHK総合22:00~
にんげんドキュメント「そして映画が生まれる~勘三郎と仲間たち~」
勘三郎がヤジキタ映画を撮っているという話はきいていて、この番組の宣伝を見て、しっかりとビデオ録画!「スウィーニー・トッド」を観劇して帰宅した後、遅い夜ご飯を食べながら見た。
撮影現場に密着したドキュメント。勘三郎がヤジさん、柄本明がキタさん、小泉今日子がヤジさんに足抜けを頼む花魁という配役。大手の映画会社で作っているのではないらしい。プロデューサーも監督も個性あふれる面々。勘三郎という名優と柄本明という怪優の共演というたとえが出ていたが、確かにその通り。毎年2月の演舞場での共演は二人の息もぴったりの抜群のコメディコンビ。
昨年2月の「ヨイショ!の神様」の感想はこちら
「今度は柄本さん出ないんだなぁ」と思っていたら、腰が悪くて手術したとTVで初めて知った。確かに目いっぱい身体に無理をさせるような怪演で笑いをとっていたもんなぁと思い出す。「役者になったのは失敗だった」というご本人の弁だったが、「でもやめらんないんだよ」という声も聞こえてきたような気がした。
ある撮影場面。勘三郎のヤジさんが夢に出てきた子どもをかき抱いて涙する場面。細かい場面割をした撮影なのに芝居に入ってすぐに本当の涙を浮かべて演技する勘三郎。娘は「どうしてこんなにすぐに感情移入できるの?」とびっくり。
私も舞台ではこういうお姿を見て一緒に涙してきたが、あまりの感情移入の早さに驚かないまでも感心。やっぱり相当熱い人なんだ!
スタッフの熱意にも心動かされ、しっかり観にいこうとすでに心に決めてしまった。

1/28(日)NHK教育22:00~芸術劇場
中村吉右衛門インタビュー
「籠釣瓶花街酔醒」吉右衛門・福助・梅玉・幸四郎
年末年始のテレビで歌舞伎の情報をかしまし娘さんのブログでしっかりチェック。紙にプリントアウトして冷蔵庫に貼ってあったのに~。金土日の3日連続観劇をして「朧の森に住む鬼」の感想を書いていて忘れました(T-T)
気づいたら月曜日!
「籠釣瓶~」は舞台をしっかり観ているのでまだ我慢できる(感想はこちら)。しか~し、インタビューが~。ご覧になったかしまし娘さんがしっかりと記事をアップされていた(こちら)。
そちらを読んで少し救われた。でも見たかったなぁ。どなたか録画を貸していただけませんか~と書いてみますm(_ _)m