色彩豊かな「イタリア」を見事に出現させた ルイージ指揮
レスピーギは、ヴェルディ → プッチーニ → レスピーギ と続く「イタリア人作曲家」である。レスピーギ はオペラ作品が無いので、無視されがちだが、その色彩豊かなオーケストレーションを受け継いでおり、十全にルイージ指揮は発揮した。「ローマ3部作」は休憩無しに作曲順に「噴水 → 松 → 祭」で一気に演奏されることが普通だが、これだと「最も盛り上がる 松」終曲後が盛り上がらない。ルイージは冒頭に、世界初演がルイージ指揮&改訂版世界初演もルイージ指揮 の パンフィリ「戦いに生きて(日本初演)」を置き、「松(休憩) → 噴水 → 祭」と演奏した。「松」で万上の拍手&ブラヴォーの嵐となり、後半の「噴水 → 祭」も名演を生み、ブラヴォーの嵐となり、一般参賀となった。
今日は、全席完売に近い。明日も「本日が良かったから再度聴く」人中心に当日券売れる予感。私高本も明日も聴く。