Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

佐伯周子のシューベルト(No.2219)

2013-02-15 21:54:36 | ピアニスト・佐伯周子

佐伯周子のシューベルト


 「シューベルト216回目の誕生日コンサート」の録音を聴いた。1曲目 = ソナタ ハ長調D613+D612+D780/6 の第1楽章がガラにもなく緊張しており「硬い」のだが、第2楽章以降は「いつもの佐伯周子のシューベルト」である。「感傷的なワルツ作品50」の「繰り返し時の装飾音」にこだわったのは初めてだが、今後はどうなるのか? 「やり過ぎ」の感もあるのだが(苦笑


「佐伯周子の透明感あるシューベルト」は「楽譜に忠実」だが、あまり聴くことができない「ピアノのシューベルト」


 本日、とあるオーケストラ(← 超実力派オケ)で「ドイツ派交響曲大作曲家作品リハーサル」を聴かせて頂いた。作品も指揮者もオーケストラも抜群! 思わず涙ぐんでしまった時もあった。ちなみにシューベルトではないよ(爆

多くのピアニストのシューベルトは「ペダルがベタ踏み」である。


 シューベルトのピアノ曲は「指が届き難い」フレーズが極めて多く、大多数のピアニストは「フル」で右ペダルを踏む。それでも説得力のある演奏を聴かせてくれるピアニストは多い。ブレンデル、バドゥラ=スコダなどなど。彼らのペダリングは厚いが、説得力は充分にある。私高本が入れあげたピアニストだし(爆


『ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノ・ソロ曲完全全曲演奏会』を開始したのは、2004年8月。だが、第2回以降の計画は全く白紙で何も無かった><


  う~ん、佐伯周子 は当時「洗足学園音楽大学4年生」だったからなあ。「ショパン、スクリャービン、シューベルト」のピアノソナタでデビュー。ショパンとスクリャービンが「えっ?」って出来。休憩時に(当時は今よりも貧乏だったので)譜めくりしていた私高本が「大丈夫???」って尋ねたほど。シューベルトだけ、素晴らしい演奏だった。打ち上げとかではトラブルだらけだったが(涙

シューベルトでは「交響曲」「弦楽四重奏曲」「ピアノソナタ」は同じ位置付けの作品であり、『佐伯周子のシューベルト』は体現している!

コメント
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