
続いて偶数番号のベートーベンシンフォニー。2番は32歳の時に作られた演奏時間30分余りの作品である。
随所に後の9番のメロディーが顔を出す。
32歳・1802年といえば難聴の疾患で絶望の淵にあった時期、つまり「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれた時期である。
ベートーベンはこの03年を大きな転換期としている。
その時期に書かれた作品としても興味深い。
今はカラヤン54歳・ベルリンの62年の録音、鮮やかですがすがしい演奏に、はまっている。
1楽章(10:19)はギリシャ彫刻を見ているような堅牢でがっしりとした楽章。
2楽章(10:35)はゆったりとしたおだやかな美しいメロディラインが続く。
3楽章( 3:53)は短かくも気高く鮮やか。
4楽章( 6:19)はアップテンポでリズミカルな美しい旋律が次々と現れる。
随所に後の9番のメロディーが顔を出す。
32歳・1802年といえば難聴の疾患で絶望の淵にあった時期、つまり「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれた時期である。
ベートーベンはこの03年を大きな転換期としている。
その時期に書かれた作品としても興味深い。
今はカラヤン54歳・ベルリンの62年の録音、鮮やかですがすがしい演奏に、はまっている。
1楽章(10:19)はギリシャ彫刻を見ているような堅牢でがっしりとした楽章。
2楽章(10:35)はゆったりとしたおだやかな美しいメロディラインが続く。
3楽章( 3:53)は短かくも気高く鮮やか。
4楽章( 6:19)はアップテンポでリズミカルな美しい旋律が次々と現れる。