パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

山本一力 銀しゃり

2024-06-09 | 山本一力
山本一力の「銀しゃり」を読んだ。2007年平成19年6月刊行。季刊誌に2002年から2005年にかけて連載されていた。

山本得意の江戸の深川が舞台。27歳の鮓職人、新吉が独り立ちし、店を構えた。棄捐令での不景気が押し寄せる。その新吉の成長を、山本得意の捨てる人あらば、拾う人あり、人生万事塞翁が馬的な、ハラハラドキドキの痛快篇だ。

同い年の魚の棒手振の順平、旗本家来の小西秋之助55歳、順平の妹のおけい19歳、秋之助の下男新兵衛、竹屋の棟梁竹蔵、柳橋の船宿の料理人おきょう。
秋之助と懇志の屋台蕎麦屋の孝蔵、新吉が思いを寄せる、7歳の杉作の母親おあき、おあきの夫で杉作の父、仕舞い屋の与助。

さまざまな出来事が起き、登場人物が絡んでいく。そして、新吉を巻き込んでいく。
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