パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

田辺聖子の百人一首

2024-08-04 | book
大河ドラマの「光る君へ」。平安時代の空気に触れながら、5月に購入した「田辺聖子の小倉百人一首」を読み終えた。1989年平成元年に刊行され、平成3年に文庫化。令和5年には37版だ。文法や直訳ではなく、作者や背景に焦点を当て、お聖さんカラーあふれる一冊だった。
傍らには、高校時代、昭和48年1973刊行の文法解釈本がある。茶色になり、シミもある。

奈良時代の前の飛鳥時代の天智天皇、持統天皇から始まり、鎌倉時代の承久の変の後鳥羽上皇、順徳院までの100人一首だ。女性も21人だという。柿本人麿や小野小町、和泉式部や紫式部、紫式部の娘の大弐三位(だいにのさんみ)、清少納言もいる。西行法師や鎌倉右大臣(実朝)もいる。
高校時代から半世紀経った。楽しいひと時を過ごせた。
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