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パンダ イン・マイ・ライフ

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ピーター・ポール&マリー

2008-07-12 | ピーター・ポール&マリー
ピーター・ポール&マリー(Peter・Paul and Mary)
1960年代のアメリカで活躍したフォークソング・グループである。

男性2人のピーター・ヤーロウ(Peter Yarrow 1938年5月)、ノエル・ポール・ストゥーキー(Noel Paul Stookey 1937年12月)と女性1人メアリー・トラヴァース(Mary Travers 1936年11月)の3人組、トリオである。
ピーターとポールのアコースティックなギターサウンドと甘い声。そしてマリーの透明できりっとしたボーカルが織り成す素朴でクリーン、そしてストレートな楽曲は、心を和ませ、しっとりさせる。
1962年(昭和37年)レコードデビュー。今は3人とも70歳代である。通称PP&Mと呼ばれる。


1991年6月にベスト版を購入。久々に取り出し、聞いてみるといい。
もちろん民謡や童謡もあるがメッセージソングもある。いずれもヒューマニズムが根底にあり、すがすがしく美しい3人のハーモニーがたまらない魅力であろう。
62年のファーストアルバムを買った。


ポールのさわやかな「アーリー イン ザ モーニング」。
フォークのスタンダードソング「5ハンドレッドマイルズ」、マリーのきりっとした歌声がいい。
ピーターとポールの「悲しみ(sorrow)」、ゆったりとした3人のハーモニーが物悲しい。
同じくピーターとポールの「ディス トレイン」。アップテンポの曲。
ピーターとポールの「雨降り(it's raining)」。かくれんぼに題材を得たメルヘン。
アップテンポで3人の歌唱力が見事。「if a had my way」。
これまたフォークの定番。反戦のメッセージソング「cruel war(悲惨な戦争)」。すばらしいハーモニーにジーンときます。
PPMを有名にした2つのヒット曲の1つ。デビュー曲がこの「レモン ツリー(lemmon tree)」。
続いて人気を決定的にした2つ目のヒット曲。「天使のハンマー(if i had a hammer)」。マリーの力強い歌声とピーターとポールのハーモニー。1963年のワシントン大行進で歌われた。
ピーターとポールの「オータム トゥ メイ」
最後はお馴染みの反戦フォーク「花はどこへ行った(where have all the flowers gone)」。
など12曲からなる。

このアルバムの構成や内容には、もちろん当時のベトナム戦争や黒人の公民権運動などの時代背景が色濃くある。
特に63年のあのキング牧師が人種平等社会の実現を訴えた「I have a dream」演説で有名なワシントン大行進。20万人以上が集まったたという。PPMは記念塔やリンカーン記念館で歌った。

PPMのCDを集めてみようと思っている。


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