パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

モンテ・クリスト伯 2-2

2020-08-23 | music/classic
32歳のモレル氏も14年の間に50歳になろうとしていた。経営も行き詰まり、2人の店員がいるのみ。妻と娘、軍人の長男の家族。唯一の頼みの綱、ファラオン号もしけで沈み、いよいよ不当たりを出す窮地に。いよいよその日、9月5日が来た。自殺をしようとするモレル。そこに「船乗りシンドバッド」から娘に手紙が届く。大金が入った財布。そして、沈んだはずのファラオン号が現れる。拍手喝采の一場面。30話「9月5日」
イタリアの謝肉祭を見物しようと来た子爵アルベール・ド・モルセールと友人の男爵フランツ・デビネーの2人。フランツは、近くの島めぐりをしていたが、船長から勧められ、モンテ・クリスト島で、船乗りシンドバッドの歓待を受ける。
宿の亭主は、2人が観光に訪れる道筋に山賊が現れるというのだ。その頭の名はルイジ・ヴァンパ。23歳の若者という。33話「ローマの山賊」
遺跡コリゼーを見学していた2人。フランツは、そこで聞き覚えがある声と遭遇する。それは船乗りシンドバッドの声だった。明日、処刑されるヴァンパの関係者を救う相談をしていた。
オペラ鑑賞に出かけた2人。フランツは、そこで桟敷で、その男、船乗りシンドバッドを見かける。
謝肉祭を前に、馬車の相談を宿の亭主と相談していると、同じ宿にいるモンテ・クリスト伯から馬車の提供を受けることになる。お礼に部屋へ向かう2人。
2巻は、34話「出現」まで。
脱獄、宝を見つけ、濡れ衣を確認。そして、皆の今を知るダンテス。カドルッス、モレルを救い、モルセール伯爵となったフェルナンとメルセデスの子アルベールに近づく。
2巻は、1956年2月1刷。1984年11月第33刷。

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