光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨にも、風にも弱い

2008-05-30 18:44:04 | 散策
  梅雨のような空で、これはもう梅雨だ、と心の中で思う。
  そう思っても、いつもと変わらないのはこれまた普通のことで、ただ大雨が心配。そうゆうことが頭の中の片隅にピカピカしている。こうゆうことも、おつむの刺激になるのだろうか。
  
  去年だったか、いっときに激しい雨になって、でもそれもわかっているのだったら止めとけばよかったのだが、半分は大丈夫という考えがあって、ものの見事に土砂降りの中にいた。幸いというか、人家もあるし、お寺もあるしで、車の屋根付きの駐車場のようなところで、雨宿りした。それでも、なかなか止む気配はない。多少は濡れるのはわかっている、でももうさんざん濡れてこれ以上は濡れたくはない。そこが問題で、いずれにしろ自然には人は勝てないと思う。でも、幸いその後は、雨にも濡れたが、風邪引くこともなかったし、ブルブル震えることもなかった。まったく運がよかった。下手に、こうゆうときに田んぼなどに出ている方がいらしたら、それこそ大変であるが、そうゆう話しも聞くこともないというとは、皆さんちゃんと雨判断をしているということだろう。まー、いまどきは車でというパターンが多いようであるが。 

  それにしても雨で立ち往生した経験もあまりない。台風とかはかなりあるが、建物の中にいて、大丈夫だった気がする。うちに帰れなかった、という経験もすぐには思い出せない。電車が、止まってしまって、それゆえ電車の中で一晩泊まったということはある。この電車の中での一泊というのもかなり疲れるもので、それこそ知り合いがいれば安心できるから、その通路で横になるのが一番のような気がするが、それ以外だと、2人座れるシートで、横になるくらいしかないようだが、その電車で一泊のときは、他のお客さんもいたから、勝手なことも出来なかった。

  風はどうか、この風というものもあまり好きではない。夏こそ、特にフェーン現象で気温が上がったときは、必然的に風も強くなるが、この風はほどほどに歓迎される。また去年と同じように今年の夏も暑いと予報されているようだが、まーそれはそのときになってみないとわからないのではないか。
  そうでなくても、また台風でもなくても、多分ではあるが、風速が毎秒20mを超えると人が歩くのはむつかしいのではないか。風も、平均値で示されるから、予報が10mであっても、ときにその2倍ぐらいの風速になるのは十分にあり得る。これが田んぼの中であると、まわりに風を遮るものはなく、強風にさらされるとそれこそにっちもさっちもいかなくなる。かろうじて、その風の強いところを通り過ぎて、一息ついて自分も弱くなったものだと感心したが、風というものも決して安易に考えていいものではない、と思う。それでも、その雨に、風に負けないで、外に出ていかないと、ということもありそうだが、それにしても困ったものだ。
  こんなこととは、まったく関係のない、少しムッと来る、気温の高い日中である。


  少し前の、散歩道の風景。晴れ間も出た。



  梅の実が一段と大きくなっている。そのうちに、この実も収穫される。




  まだ、キカラスウリの実は、上の、梅の木にぶら下がっている。これは珍しいといっていいようだ。多分蔓はまだ切れていない。しかし、梅の収穫時にこの実もなくなりそうな気がする。




  ムラサキツユクサは、雨の後の晴れ間が一番よく似合う。




  今日も、田んぼの様子を見ながら歩いていた。それで、アメンボはすぐに見つかった。さらに小さなオタマジャクシが一匹だけ、すすっと動いているのがわかった。この大きな田んぼに何匹ぐらいいるのだろう。よく見ると、動いてイネの下辺りに移動して、そこに隠れるように止まっていた。

似たもの同士

2008-05-30 16:32:09 | 植物・花(夏)
  梅雨空のようなお天気に。

  きのうは、ムシトリナデシコ。
  同じ、ナデシコの仲間と思うけど、
  はっきりはしない花で、しかしよくある花。
  もしかしたら、ナデシコと縁がない?
  ナデシコ科の花ではないのかな。




  前にも登場しました。




  似て非なる感じ。




  オリジナルファイルの縮小。トリミングはなし。あとはお化粧。


  これは、もう一つ残っていた、ここのヒゲの花。



  これは、ヒゲナデ。ヒゲナデシコ。

蜘蛛嫌い

2008-05-30 07:03:51 | 散策
  朝のお天気、曇りがちな晴れ。お日様も四苦八苦。風は少し、爽やかなようで、少し涼しい。アメダスの6時の気温17.4℃。これは、思いの外高め。室温20℃。

  頭の中は、からっぽ。それでも渦巻くものがある。どこかから、話のタネを拾って、やっぱりラジオ。
  これも聴いているのやら、いないのやら。それで、ときに興味があるのは蜘蛛がどうのこうの。これじゃ、ラジオのアナウンサもちょっとがっくり来るかな。その方が虫がだめで、というのは、聴いている方、メール屋さん、流しながらのラジオ好きさんは、ご存知の方が多いはずだが、まだ人口に膾炙していると言うところまではいかないか。
  なんでか知らないが、急にでもないけれど、蜘蛛の話しがラジオで出た。これは、やはりフリがあってその反応があったらしく、先ほどのどうのこうのとは関係ないようですが、まるペケさんは、蜘蛛がだめなようで、それにしてもここの蜘蛛の多さにはびっくりしました、というメールを頂きました。ハハーン、蜘蛛が嫌いな方は多いなー。

  タネから育てたヒゲの植物、ヒゲナデの最後の一本からは、また少し違う花模様、花弁の色が出て、これはよかった。しかし、他にも色は、また模様はありそうで、そこのところ残念である。それで、この花に蜘蛛がいる。蜘蛛がいつもいるわけではないが、ここにも目にすぐには見えない糸を張っていて、これがニョキリ出ている茎と茎とを結んでいる。さらに、蜘蛛の糸は、動きようのないようなものにも結ばれているから、少しくらいの風では、この糸が茎を半ば固定する役割を果してくれている。徒長気味の茎は、これで少しの風では倒れないようだ。もっとも、一番風の影響のないところに置いてあって、またこのヒゲナデは倒れたというくらいでは、どうってことのない、そうゆう生命力を持っている。倒れたら、そこからまた起き上がればいい、そうゆう感じの花、植物でこれまた育てやすい。

  蜘蛛の話しで、この植物の周りはかなりに蜘蛛の巣が糸があって、これに私も引っかかる。蜘蛛はあわてて上の方へ逃げてゆく。しかし、問題は、蜘蛛の巣に獲物がかかっていないこと。ハナアブは、上手にこの花に接近して、蜘蛛もお手上げ。あとは蚊ぐらいしか引っかからないようだ。今年は、虫が少ないと思う。これで、一安心されている方も多いだろう。そうゆうときに、けばけばしい色のケムシをツユクサの上で見る。これには、ドッキリ。

  ハルジオンは、そろそろ花が落ちてという状態にあるようだが、似ているものが大きくなってきた。これが、多分、ヒメジョオンであると思う。道端に、このヒメジョオンが出てきた。すると、ここにもそのヒメジョオンらしきものが、ハルジオンに混じって大きくなる。このタネもここにもあったのか、と思う。