光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

カマキリが蜘蛛の巣で、どうしていたか

2007-07-26 19:03:25 | 虫、その他
  きのうのめまいのようなものも、胃のむかつきも、直った。先に胃のほうが何ともなくなった。めまいは、午後(きのう)もあったし、これは一晩たって直ったと言うことかな、暑さと雨の音で途中で目が開いて、結構夜が長く感じられた。
  今日は気温が上がって、かつ雨の後の湿気がひどく、これが気持ち悪い。スーパに冷房が入っていて、これで少し落ち着いた。
  でも、話しは、カマキリが蜘蛛の巣にいた、と言うことである。蜘蛛の巣はあちこちにあるが、そこにカマキリがいて、これが目に入ると言うことは、まー暇人だからであろう。普通、小さなカマキリは、蜘蛛の巣に関連した話しになると、すでに息絶えて、断片だけが残っているといった場合が多い。だが、カマキリは、植物の蜜などは吸わず、どうも小動物を食べて大きくなるようで、すでに、何なのかわからなくなった虫のようなものを加えている、子カマキリも見た。今日は中カマキリが、虫を、どうも少し前に出したヒョウキンなバッタみたい、を、その鎌でがっちり抑えて、今まさに食べ始めようするところに出合った。
  話しを戻して、蜘蛛の巣にいるカマキリを見たとき、これは、その蜘蛛の巣に捕まえられて、あわてているものだと思ったが、実際は違った。ゆっくり見ると、特に、足が動かないとかはなく、
  さらにカマキリは、蜘蛛の糸を食べていたのである。
  蜘蛛の糸は、カイコガの出す絹(その成分は、フィブロイン)と同じく、これは、たんぱく質と考えていいみたいである。よって、カマキリが、蜘蛛の糸を食べるというのは、至極まっとうな事で、その巣の片隅にいる小さな蜘蛛は、少し震えているように思えた。
  それを眺めていて、悪い事をしたものである、カマキリは、正体不明のものがこっちを睨んでいることに気が付いた。



  なんだ、これは、ってな感じ。流し目である。今まで、おいしい、これはどうかわからないが、ご馳走を食べていたのに、妙なものがいる。蜘蛛の巣にからまっているようで、しかし動けるのであるが、



  どうも、うまくは動けないようで、ダンスをしてるかのようだ。こちらは、液晶を通してその姿を見るが、こんな事をやってるとはねー。よっぽど、ムッときたか。



  しばらくの間、蜘蛛の巣の中で体をくねくねさせていて、こっちもまー適当にその様子を撮っていたが、合焦していない、疲れたのか、こっちも疲れるが、動きが止まった。この表情は、何を考えている。それで、



  カマキリの鎌の一撃が飛んできた。この一撃ではないが、もう一回このような事があって、どうなったかというと、カマキリは、カメラの上にいた。
  どうも悪い事をしたようだ。カマキリと蜘蛛の対決も見たかったが、しかしさすがにそこまで考えが及ばなかった。
  その後、カマキリを逃がすと、なぜか、ネコのしぐさのように、首の後ろの方を鎌で引っかいていました。うそみたいな話しである。

アブラゼミを食べるヒヨドリ

2007-07-26 07:22:08 | 散策
  朝の天気、曇り。風は弱く、穏やか。室温25℃、むっとしている。
  きのうの夜から、かなりの雨が降っている。アメダスで確認すると、この辺りだけ、激しい色が出ている。それが続いたようで、夜中もその雨の音で目が覚める。
  夏休みも、もう一週間過ぎてしまった。でも、初日算数のドリルを10ページやったけど、あれからなんにもやっていない。絵日記だって、書いてない。お天気はどうするか、これはネットで探そう。少年男子は、女子でもいいが、そう思う。
  カサコソというと、ある虫を思い出す。しかし、その音というか、雰囲気は、もっと規模が大きいようである。2日連続してそのカサコソという音を聞いて、少し怖くなる。そっと窓に忍び寄ると、屋根瓦の一番端っこに、少しやせた小鳥が、いた。口に、アブラゼミをくわえていて、何とかこれを飲み干そうとしている。
  一瞬なんという鳥か、出て来なかった。それは、ヒヨドリの雛、そう考えるのが一番妥当なようだ。ヒヨドリは、ここに棲むものもいるなと薄々感じていた。でも、小鳥の雛の姿を見ることは稀である。
  鳥は、木の実などを食べるのが普通だけど、そう思っているけど、ツバメなどは小さな虫を食べるし、また、少し前、小型のセミ、しかも飛んでいるのを捕まえようとして、逃げられたツバメの姿も見た。ムクドリは、成鳥などでもよくセミを捕まえる。ヒヨドリも、セミを捕まえてもおかしくはない。
  場所である。人家の屋根に止まる、野生の鳥はなかなかいない。特にここの屋根。雛だからか、またお腹が減っていたのだろう。まずは、どこでもいいから、止まったのだ。アブラゼミは、鳴いているが、その姿をこうゆう形で初めて見ることになる。ヒヨドリは、すぐに移動した。アブラゼミをのっ込むのはちょっと大変だが、はてうまくお腹に入ったか。
  野鳥の生きる場所はどんどん狭く限られてくるし、食べ物もないようで、これはある動物の少し先を暗示している、とも言える。