光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ビクッとした、スカシバガ科の蛾

2007-07-13 19:10:32 | 虫、その他
  夜のテーブルに今頃怪しげに黒光りした物が蠢いているが、やはりあまり見たくもない。向こうもそんなに睨んでいないのに、スッと下にもぐる。しかし、薄暗い中でも、その姿ははっきり。この虫を捕らまえる商品があるが、これにもこの虫は慣れて、もはや効果がない。いくらやってもまた出てくるので、そのままということになる。でも、見たくない。
  アリ(蟻)が毎年、移動するというか、長い長い列を成しているが、これも特に被害がないものでは問題にしない。気色が悪いと思うときは、ナフタリン(ナフタレン)を撒く。外なら、特に臭いも気にならず、列も消える。今年はなぜか、家の中に入ってくる。食べ物はないはずだが。この場合もやはりナフタリンを撒く。ただ、その部屋で眠るというところで撒く場合は気をつけたほうがよく、何かの紙にでも撒いておいて、アリがいなくなれば、さっさと臭いのもとは、もとの密封した袋に戻しておかないといけない。
  昔の話しだが、地面をほじくっていて、腐った木のようなものと一緒に、地面に平行に、なにか白い物が、ある程度厚みを持って、さらに横に長く伸びて存在していた。こんなところに、プラチナはなく、すぐにこれはアリの卵ではないかと思った。それにしてもかなりの迫力があり、しばし口をあんぐり開けたままになった。アリが、どのようにしてこんなたくさんな、卵を産むのか今もわからない。でも、その夥しい数のアリを今も見ると、その卵の多さは妥当なものかも知れない。
  朝は、台風の影響で北風が吹いた。あくまでも個人的な見解だけど。その後は風も止み、ただ鬱陶しいお天気は変わらない。涼しい、これこれ、これである、涼しいと言ってよかった。アメダスでの最高気温は21℃ぐらい。これだと、涼しいのも当たり前だ。それで、歩く時間になるが、どうも最近は雨が伴う。でも、垂直に落下している。ここは、そとに出て早歩き。降ったといえるのは、今のところ、その時間だけ。
  それで、傘は差しているが、垂直に雨は落ちてきても、中にはそうでないものもあって、腕に、右も左も、その大粒の雨が落ちてくる。冷たいなー。まー、涼しいわけだし、一枚しかない布に落ちる雨は、そのまま体表を刺激する。腕と、それに足の辺りが、かなり濡れてくる。それが続くと、これはずぶ濡れかと思う。が、そうでもない。行程の三分の二で、雨は小降りになる。
  キカラスウリに、葉に付く、頭が黄色い、ゴムのような虫がいた。ちょっともがいている。アマガエルはいない。

  このキカラスウリのからまっている場所で、やはりキカラスウリの葉に、見慣れぬ、さらにドキッとする生き物を見た。それは、蛾に似ていて、さらに少し大きかった。日付は、3日あるいは4日前だったか。



  実際に、肉眼で見ていると、3cmくらいかと思う。これまでに見た記憶はどうもない。さらに、翅が、チャドクガのようでもあって、これに毒があると大変なので、あまり近寄ることも出来ない。おそるおそるその様子を、カメラにおさめた。曇りか小雨かという日で、結果としては、露光時間が長めで、ブレがある。そのサインは、液晶に出ているはずだが、そうゆうものは、まずは気が付かない。
  ネットで検索すると、スカシバガ科の蛾のようである。

  キカラスウリの葉にくっ付く虫といえば、



  今日も見かけた、クロウリハムシ。小さいので、表情はなかなかわからない。すでに一度登場した。この写真は、キカラスウリの葉ではなく、ここのアジサイの葉に止まっていたもの。寄れるだけ寄って、こんな感じ。
  あーどっこいしょ、てな感じの文になりました。

マイナス思考

2007-07-13 07:24:37 | 散策
  朝の天気、曇りか小雨。風は、弱いが北から。穏やかではある。室温23℃、久しぶりで下がった。
  ぼんやりと朝のTVの声を聴いていて、台風4号の接近を知る。TVの生の映像を見るが、かなりの荒れ模様である。きのうからの北風の原因は、この台風にあるかも知れない。台風か、去年は大きなのは来なかった。それで、台風ってなーんだ、なんてナゾナゾみたいに考えてみる。
  今年は、まだ4個しか発生してないのかー。が、5号も6号も発生してるかも知れない。でも、やはり少ないかな。台風ではないが、今年に入って、まるで台風並みの雨風というのは、これは何度か体験している。ちょっとした台風よりひどいと思ったこともある。台風にも色々あって、台風が来ているはずのに、雨は大したことはなく、また風も普段と同じ、そうゆうことがたびたびある。
  一番大変なのは、TVの現場からの中継で、台風がそれも大型台風が接近しているはずなのに、街の樹木の揺れ方はさほどでもなく、また雨もパラパラ。道を行く人に緊張感はなく、なんとなく閑散としているだけ、というもの。こうゆうのを何度も見て、うまいこといかんもんだな、現場中継は、など思う。それで、TVを切る。それより、TVを見ている自分いるところの雨がひどい。台風は、まだまだ遠くにあるのに、この雨の降りよう、さらに、風もひどい。まったく、気象の世界は理不尽である、勝手に決め付けてしまう。巨大台風を経験した。第二室戸台風だったかな。
  それで、台風ではないが、似ているなと思うのは地震だが、これを予想するのに、自然界の生き物の不自然な動きがある。ナマズが妙に元気になる、そうゆうもの。台風の場合はどうか。セミはどうか。どうも、少しは地中から出たが、その後が続かない。蜘蛛はどうか。彼らは、結構長い糸を張る。かなり離れている木の間に糸を張って、その真ん中にほどほどの巣を張る。その距離に比べて、巣の小さいこと。陰圧になってくる、しかし特に蜘蛛の動きに変化はない。意外とのんびりしている。それより人の気配に敏感。 
  蜘蛛といえば、最近夜になって、昼間は小さい蜘蛛しかいない、その蜘蛛の巣に、巨大な蜘蛛が居座っているのを見つける。もうこんなに大きくなったのか、びっくりする。それより、夜になってのそのそ出てきて、しかも小さい蜘蛛が作ったと思われる巣に、この大きな蜘蛛がいるとは、どうゆうことか。ちょっと許せない気もする。きのうも、やはり、この巨大蜘蛛は、薄っすらした空間に真っ黒な巨体を浮かせていた。さらに、ときとともに、真ん中に移動して止まった。
  朝になると、もうこの巨大蜘蛛はいない。と言うより、どっかに隠れてしまった。もともとその巣が巨大蜘蛛のものと考える事も出来る。頭がいいと言うのか、よくわからんと言うのか、どっちにしても、蜘蛛の社会というのも人のそれに似てきた。