光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ひざが痛くなって懲りた山

2006-06-26 19:19:03 | 想い出
  青梅線の始発駅は、立川である。物すごく昔の時刻表を見つつ書く。御茶ノ水駅から立川へ、そこで青梅線に乗り換えて、御嶽駅で降りる。さらに、バスに乗り、降りて、ケーブルカーの駅までエッチラ少し走った。そんな人はナカナカいない。
  奥多摩の、低い方での代表的な山といえば、大岳山だと思う。御嶽山は、何回も行ったし、そこから鳩ノ巣側、あるいは日の出山を経由して、武蔵五日市駅まで歩いた事もあった。しかし、大岳山はどう考えても、楽には行けそうにない。それで、バスもケーブルも使って、ただ頂上へは登りたい、後は、馬頭刈尾根を下る、そうゆう作戦で行く事にした。
  大岳山荘が見えて、そこから急登の続く深く削られた径を歩いた。不思議とピッチは落ちない。それで、頂上に着いた。見晴らしは、よくなかったと思う。すでに沢山の人がおられた。で、山歩きの楽しみというか苦しみというか、後々思い出すことは、どちらかといえば苦しかったことなんだね。それが待っていた。
  歩くには、自分のペースもあるが、よく似た感じで歩いている、他のひとも、いい指標、ペースメーカになる。そうゆう人を、私は、頂上に行く前から決めていた、が。岩登りの練習場みたいなところもあった。この辺りもにぎやかで、ここから下るグループもいた。私は、地図を見、計画どうり、馬頭刈尾根を下る。逆に登るようなところもある。この辺りから、そのペースメーカさんとも会わなくなってしまった。
  時間の余裕はあるようでない。軍道へ下る分岐に出た。それで、そのころから、すでにひざが痛くなっていた。腱鞘炎というのがあるが、それがひざで起こったのである。O脚なんですね。今もそうだけど。
  小学校の校庭みたいなところに出て、さらに、武蔵五日市に行くバス停も見えていた。径は舗装されている。しかし、痛くて、なかなかバス停に着かない。
  まー無事に、バスに乗って、五日市駅に着き、帰ってきたけど、その後しばらく痛くて痛くてかなわなかったです。それで、大岳山に登った想い出というより、痛かった、その代表的な出来事として、私の脳裏の片隅に今もしまわれてるわけです。

  現実に戻って、21世紀の話です。ガ(蛾)だろうけど。



  毎度のアジサイの葉に、蛾、だろう、が止まった。普通に何気なく撮って後で見ると、小さい(2cm足らず)が、その背中を見ると、何かがいますね。まー、よくあることかもしれません。