日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



ほとんど期待しないまま見始めたが、どどっと盛り上がり、トイレに行く暇もなく一気に鑑賞。

ハイスクールのバスケ部のスター選手の「ある」決断から20年後。
2009年、37歳になった主人公のマイク。
そんな彼の状況は、妻からは離婚通告。
子供たちからは邪魔者扱い。
会社でも入社2ヶ月の若い女性に狙っていた役職を奪われ、退職。
ところが。。。。。。

う~ん、すこぶる面白い!
心はオヤジのまま、肉体のみ17歳に戻るというのがミソ。
妻、息子、娘(写真)への言動への、反応そして対処がいちいちうなづけて、芯を何度となく食った。
もしかして、コレは久々の傑作コメディではないか?!
と思うと同時に、これも一種のタイムスリップものの傑作と言っていいかな?

「きみがぼくを見つけた日」の感想アップ時に、タイムスリップものの自分なりの評価点を書いたので以下、引用。
<タイムスリップものでまず大事なのは、その無理な「設定」を素直に受け入れるだけの「力」
<それが、台本と演出の組み合わせで、達成されているか。

この点については、この映画は巧妙ではないが、それなりにうまくクリアーしていると感じた。


<そしてタイムスリップの中で、切り取る「人生の瞬間」がどれだけ説得力をもって、効果的に「積み上がって」くるか。
<(ここ重要)
<それが「積み上がる」ほど名作度がアップする(笑)
<つまり、同様に台本と演出力が大事。

この映画の場合、先に述べた妻、息子、娘の言動への反応そして対処が、ズバリ プロットの中心。
で、この出来が良いので、この点も十分クリアーしていたと思う。 

全く期待していなかった分、ニコニコ度も高い、そんな拾い物映画だった!

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